----- Original Message -----
From: "M.A"
To: info@rosenkranz-jp.com
Sent: Tuesday, December 02, 2003 10:27 PM
Subject: 「ナイアガラSt.」体験レポート
体験レポート
現行オーディオ機器
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CDプレーヤー |
マランツCD-17D・パイオニア757A |
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アンプ |
マランツPA-01プチ・チューン |
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スピーカー |
故長岡鉄男氏「ドンキー」 |
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壁コンセント |
パワーポート |
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壁〜テーブルタップ間 |
ハイエンドホース3.5使用自作の1カイザー |
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テーブルタップ |
CSE-63CL |
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タップ〜17Dへは電源コードの変更なし。 |
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タップ〜757Aへは自作無方向性ケーブル。3.5スケア往復2カイザー |
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壁コン〜PA-01へはエンゼルポケットの8Nクライオ処理電源コード使用 |
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63CLをSt.に交換。アンプの電源コードもSt.へ。 |
さあ、音出しです。CDプレーヤーに入れっぱなしのソフトから・・・音が楽々出てきます。低域も必然性があるように、しかしムダなボンつく低音でない。まるでスピーカーを換えたようです。音の変化は今までいろいろありましたが、アンプのPA-01を購入したときか、それ以上かと・・・。
順不同
- ノラ・ジョーンズ
- ギター、ボーカルともに力強さと躍動感が出てくる。今までクールに聞こえていたノラの声が暖色系に・・・サ行が強く出た部分も違和感がなく、全曲聴いてしまった。久しぶりです。
- 藤原清登・モダンベース
- ボーイングする曲もあり、こすれ方が嫌みでない。どちらかというとオーディオ的でなく、音楽的?、弾力感と弦の太さも丸みもようやく見えきた!。う〜ん欲しいな〜。
- マイルス・デイビス ラウンド・アバウト・ミッドナイト
- レコードもあるが比較すれば、マイルスのペットがきつくてCDはとても聴くことができないはずが、あ!、レコードで何回も聴いてきた音だ!、ペットのかすれ具合が非常にいい。各ミュージシャン同士の距離感が保たれている。このころの方が音が良いのでしょうか?。
- クリスティーナ&ローラ パッション
- ヴァイオリンとチェロの音がわかりにくいCDですが、試聴前より定位が良くなり、楽器の差がはっきりしてチェロの低くのびる音が心地よくなってしまいました。
- バニー・マニロウ パラダイス・カフェ
- 84年のアルバム。SAXの乗りがイマイチだったのですが、ふくよかでラッパを吹くジェリー・マリガンの様子が見えて来るではないですか(^_^)b、SACDやDVD-Aのソフトは増えていますが、このCDを凌駕する録音は・・・?
- 綾戸智絵 マイ・ライフ
- 一応、クライオ処理をしてあります。1曲目声が出た瞬間、「あ、これだ!、この綾戸だ!」、「いや、これこそ綾戸だ」、「いや〜、何回いったか綾戸智絵のコンサート」。スタジオ録音なのにライブ会場を思い出してしまいました。宮野氏のギターも違うギターを持ったかのように楽しく弾きまくっているではないですか。ここまで違う?
この際、画像はどうかなと、007「ダイ・アナザー・デイ」を少々。映像としては、落ち着きがある感じで、ギラギラしたDVDの派手な部分はかなり押さえてあり、奥行きも出てきて好感がもてました。音の方は、なぜか派手なところのないサラウンドかと視聴前は思っていたところサラウンド独特のトリガーを引く音が変に大きい、今風の角のある音作りが出て今回のモニターでは1番か2目の大きな変化でした。
返品してから、少々日が経ちました。気のせいか、ナイアガラの癖が少しだけついてしまったようです。今回の変化は自分のシステムはまだ、フル活用していない。壁コンセントより音のいい、タップがある。そして、タップで音楽性も向上する。など、凄い経験をしてしまいました。ナイアガラの癖が抜けない前に、現在コレクションしたCDのどれを聴いても楽しく聴くことができるシステムにするために、前向きに検討中です。
本当にありがとうございました。
A.
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