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同じ土俵に立てる商品が現在存在しません |
----- Original Message ----- From: "T.M" To: <info@rosenkranz-jp.com> Sent: Saturday, December 20, 2003 9:00 PM Subject: RE: 「ナイアガラSt.」体験レポート まことに遅れてしまい申し訳ございません。実はハードディスクが壊れて全てのデータ設定が飛んでしまい、復旧におわれてレポートが後手にまわってしまいました。 お預かりした「ナイアガラSt.」と自作のオヤイデの4口タップケースにオーグラインを内部配線とし、コンセントはやはりオヤイデのオリジナルを使用した物、それと友人から借りたC社の実売価格120,000円程度の物との3つを比較試聴いたしました。 この自作の物は実にエネルギッシュで細かい音もかなり析出し、ハイスピードで、解像度、透明度もなかなかのものです。低音もかなり引き締まった強烈な音で、今まで聴いてきたタップの中では最も気に入っていました。リファレンスとして使っています。 友人から借りたC社のタップは超ジュラルミン製ケースの高精度な物で、自作の物に較べてエネルギーは幾分劣るものの非常に立ち上がりが速く、さらに透明感、解像度が高く、値段を納得出来るものだと思います。個々の楽器を精密描写するタイプです。 そして、「ナイアガラSt.」を聴いてみますと、驚きました。 音が溢れてくるといいますか、 あえて陳腐な言い方をすれば、コンサートホールに居合わせたかのようです。 たった2本のスピーカーから、自分を取り巻くような圧倒的空間支配力をもっています。 よく言われるところの音と音楽の違い、というのがはじめて理解できました。 そして、ある種の真空管アンプにあるような細かい部分を塗りつぶした、 ただ、心地良さだけを追求した非リアルなものではありません。 空気感と、正しい余韻のある、大変リアリティなサウンドです。 実に情報量が豊富で、 音のグラデーションの表現力に富んだ相当な実力であると感じました。 これに較べると上記の2つは悪い意味でまったく次元が違います。 タップの勢力図を塗り替えるとありましたが、 私の存じ上げる限り、まったく現在販売されているものとは異なる、 そう、同じ土俵に立てる商品が現在存在しません。 ここまでのものを聴かされると、 「ナイアガラオリジナル」と「ナイアガラJr.」が気になってきます。 ケーブル群も気になるところです。 タップひとつでこれだけの事をしてのけるナイアガラは驚愕の商品です。 もはや革命的ですらあり、 ローゼンクランツに続く一大ムーヴメントになる予感をさせます。 貸し出し有難うございました。 これからもよろしくお願いします。 |
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