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箱が出来上がりました
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音のコンセプトがあまりにも明確に見えた反動なのか、塗装仕上げのイメージが全く湧いて来ません。先ずはプロトタイプとして木目がそのまま見えるクリアーにしました。
出来上がった箱にユニットを取り付け、問題がないかの確認だけを済ませ、ネットワーク作りを協力してもらっている甲府のボルケーノさんへ持ち込みます。
九州の出張が堪えて二日ほど寝込んだ病み上がりでしたので、足は地に着かず、雲の上を歩いているような感じで車を運転するのですからヒヤヒヤものでした。
本来なら昨日から秋田、岩手方面へ出張しているはずだったのですが、そちらの方の予定はそっくり一週間延ばしての事です。久しぶりに風邪でダウンしました。
既にボルケーノさんへはユニットを送っていましたので、平面バッフルにて慣らし運転中であり、彼のブログから推するにすこぶる素晴らしい音で鳴っている様子。
店内に入るや彼が鳴らしてくれたそのHERTZの音は素晴らしく、とにかく初めて耳にするエキゾチックな音でした。私が今までにエキゾチックという言葉をこのウェブ上で使ったことは無いはずです。
テーマの一番手に上げたドラムの音はバーチ材合板の長所がよく出ていて申し分ありません。狙い通りの音がしております。
「この無限大バッフルの音の7割出たら成功かな!?」
・・・と私がつぶやくと
『えらく控えめですね・・・』と、
ヴォルケーノさんに言われてしまった。
新しい箱に入ったもう一つの同じユニットがどんな音で鳴るか?、ちょっぴりわくわくします。ラリーカールトンの東京ライブを聴きましたが、素晴らしい音です。箱の作りは狙ったとおりの音ですこぶる抜けが良いです。
ライブ感満載の音は生々しく、サイズを遥かに超えて臨場感たっぷり。この鳴り方はオーディオ機器からは聞いた事がありません。ライブ会場の雰囲気そのままというのが一番似つかわしいと思います。
衝撃的なデビュー間違いなしと言っておきましょう。
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