トップ情報スピーカー小型2ウェイスピーカーの最高峰に挑戦FB1の加速度組み立てをしたばかりなのに・・・

FB1の加速度組み立てをしたばかりなのに・・・



 2ヶ月前にクリニックに伺って、完璧にセッティングしたばかりのT.Eさんなのですが、カイザーサウンド東京試聴室の音が気になるといって友達を連れてMusic Referenceの音を聴いたのが運の尽きでした。

 クリニック前からするととんでもなく素晴らしい音になったばかりなのに、その場でスピーカーをすげ替える決心をしたのです。私としても無駄使いさせてしまうようなところがあり、嬉しくもありとっても複雑な気持ちです。


 ----- Original Message -----
 
From: T.E
 
To: info@rosenkranz-jp.com
 
Sent: Friday, August 22, 2008 8:09 PM
 
Subject: ミュージックリファレンス


 カイザーサウンド 貝崎様

 お世話になってますT.Eです。

 先日はミュージックリファレンスのセッティングありがとうございました。まずは、このような魅力的で音楽が楽しく聴けるスピーカーを作っていただき御礼申し上げたいと思います。



 さて我が家にスピーカーが来まして5日が経ちますが、聴くたびにいろいろと以前との違いが出てくるので驚きとともに楽しくてしかたありません。特にロックを聴くのが大変楽しくなりました。 

 ドラムやギターの音がものすごくリアルで、部屋全体がライブハウスになったかのような鳴りっぷりです。もちろん、バラード曲も実に魅力あるボーカルを魅せてくれます。


 

 そういえば一昨日のことなのですが、仕事中に突然家に帰って音楽を聴きたくなる衝動に駆られてしまいました。以前はそういうことなかったのですが、あのスピーカーから奏でられる音がそれほど魅力的なのです。実は昨日も仕事中音楽を聴きたくてしょうがなかったのですが(笑)

 しかし、このスピーカーは違う側面も持っています。このスピーカーはソフトの中身をそのまま全てを、素直にありのままに出してくるように思います。それはすなわち、下手な演奏は下手に、録音や編集の悪いソフトは本当に悪く聴こえるのです。(もともと悪いのですからあたりまえですが・・)



 セッティング時に貝崎さんも徳永英明のボーカリスト3作品の聴き比べで感じていましたが、自分もあの後いろいろ聴いたのですがソフトの良し悪しが顕著に出ます。シンディ・ローパーやビートルズで同じ曲でもソフトによってこうも違うのかと思ってしまいました。以前のPMC/FB1でもここまで録音の良し悪しに差がでませんでした。



 ミュージックリファレンスのようなスピーカーを録音スタジオなどで使ってもらえると、質の良いソフトが世に出回ることでしょうね。なぜなら、下手な演奏・録音等はすべてミュージックリファレンスによって看破されてしまうからです。

 DVDの再生でもすばらしい音を出してくれました・・・と言いたいところなのですが、最初のうちは期待していたほどの音が出てくれなかったのです。CD再生時とは比べものにならないくらい音に生気がないというか、貧弱な音だったのです。 

 何かに抑え付けられてるような、スピーカーの能力を出し切れてないような感じなのです。これはいくらなんでもソフトの問題じゃないだろうと思い、しばらくAVアンプを眺めつつ考えましてリモコンのあるボタンを押しましたら、再生中のエイミーのライブDVDの音が一気にライブ会場へワープした音になりました。

 思い切ってAVアンプの音場補正を切りましたらこのようになりました。音場補正は今ではあたりまえのようにAVアンプには装備されている機能ですが、まさかこれがアダになってるとは思いもよりませんでした。

 よくよく考えますとミュージックリファレンスは貝崎さんの作ったスピーカー。音場補正で種類の違う5本のスピーカーをデジタルで音色を統一させるなんて絶対に貝崎さんは嫌がるでしょうから、この結果は当たり前だったのかもしれません。

 「なにやってるの!T.E君!」と貝崎さんに怒られても文句はいえませんね。(笑)


 ミュージックリファレンスとのお付き合いは、始まったばかりです。これから、ゆっくりといろいろ音楽を聴いていこうと思います。時間も経てばスピーカーもこなれてきて、さらにどのような音を奏でるようになるのか楽しみです。

 また、なにかありましたらよろしくお願いいたします。

 T.E


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