RK-Silver/KA

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RK-Silver/KA 18k Gold ¥1,000,000(税別)


■Y.K様

お世話になります。
レビューを送付させて頂きます。

 

🔸RK-Silver/KA 18k Gold レビュー

 

【はじめに】
2018年春のRK-Silver1の発売から足掛け6年。シルバーイヤホン・トップエンドとなるRK-Silver/KAが無事完成した事をお祝い申し上げます。

 

レビューに当たり、システムは下記の通りです。
《現トータルシステム》
RK-Silver/KA 18k Gold
イヤピ:SpinFit CP100 or SednaEarfit VividEdition(貝崎改良モデル)
HP-Black Flex/2 L型3.5mmケーブル
(最終的にはKA-WbRb Cross/4ケーブル予定)
KaiZakiブレード式和音型音響核
ブレード[3/4](0.75)を装着
iPhone SE & GIZMON カメラ型ケース トータル・パーフェクトチューニング モデル

 

【RK-Silver/KA総評】
有機的かつ自然な音色が、当たり前の様にどのジャンルの音楽からも溢れ出る。生命力溢れるシルバーイヤホンのトップエンドに相応しい、私にとっては完璧なシステムである。感動値世界一のイヤホンシステムだと心から思う。

 

【RK-Silver/KAレビュー詳細】
このKAは、トータルシステムとして完成されてるので、手持ちのiPod touch(政振済み)で聴いてもこのレベルの出音にはならない事は確認済み。ケーブルが最終予定のKA-WbRb Cross/4ケーブルではなく、現時点ではHP-Black Flex/2 L型3.5mmケーブルなのが心残りではあるが、それを差し引いても昨年の試聴時点とは格段にレベルが違う。

低域の質の高さが顕著なシルバーイヤホンの中でも突出したレベルである。弦楽器やJAZZなどのライブ音源が元々得意なシルバーイヤホンではあるが、空気感や奥行きが圧倒的にリアルとなり、ナチュラルとはこう言うこと。

正にそこに居るかの様に錯覚し、背筋がゾクゾクするレベルは他では中々味わえない。また、HR/HMなどの音数が多く速い楽曲であっても音が滲む事なく全て聴こえてくる。これがただ音が全て聴き取れると言うレベルではなく、一体感のあるグルーヴを伴いエモーショナルに訴えかけて来る。そう、生きた音である。正に感動値のレベルが圧倒的であり、他のイヤホンでは味わう事の出来ない特出した特長である。

トータルシステムとしての出音ではあるが、ここまでのレベルに導いてる要因にKaiZakiブレード式和音型音響核は外す事が出来ない。これもブレードを[3/5](0.6)から[3/4](0.75)に変える事でより顕著になった。

ハイレゾ音源やDAC/AMPに拘っていた頃が懐かしい。問題はそこじゃ無い事が分かった今では、CD音源レベルで必要十分であり、毎年のように出る高額DAP/AMPに目移りする必要がなくなったのも精神衛生上かなり助けられている。私にとっては楽曲を選ばない、正に全方位の完璧なオーディオシステムである。



ここからは、シルバーイヤホンの完成形であるKAが無事完成した事で、Silver1からKAまでリアルタイムで追ってきた、私とシルバーイヤホンの歩みを綴るので、暇な方は読んでやって下さい。

 

【私とシルバーイヤホンの歩み】
① RK-Silver1
2018年の春、それまで主にハイエンドヘッドホン(メイン機としてFOCAL UTOPIA、Final D8000、HD650 DMaa GEを使用)に傾倒していた私は、この2年程前に偶然興味を持ち購入したイヤホンリケーブルHP-RbBgで驚きと共にその存在を知る事となったRosenkranzブランドからのイヤホン処女作であるRK-Silver1を購入した。
当時は悪戦苦闘し貝崎さんに助言を頂きながら、その底知れぬ低域の魅力にのめり込んでいった。

その様子は、eイヤホンのRK-Silver1最初のレビューにて長々と書いてある。当時から高級DAPで聴くよりiPhoneで聴いた方が圧倒的に出音が良くなるのが理解出来なかったが、結果=出音が全てなので普通にiPhoneに音源入れて聴いていた。

この当時から貝崎さんは、最終的に100万の世界一のイヤホンを生み出すと言われてた。(当時のハイエンドイヤホンは20万位だったので半信半疑だった)
《当時のシステム》
RK-Silver1 + HP-5Tools/23ケーブル & iPhone

 

② RK-Silver/PD、RS、BS
次作RK-Silver/BAは、1DD好きの私は見送り、RSとBS発売を機にPD(中古)、RS、BSを同時期に購入した。この頃はヘッドホンは完全に休止状態となり、イヤホンメインとなっていた。

PD、RS、BSは、どれも個々の魅力があったが、筐体が小さく最安価なBSが一際使い勝手が良かった。また、普通のDAPやポタアンでもシルバーイヤホンの魅力が分かるような気がしていた。

《当時のシステム》
RK-Silver/PD + HP-5Tools/23ケーブル
RK-Silver/RS + HP-194ケーブル
RK-Silver/BS(Ver.UP) + HP-196ケーブル
iPhone or NW-WM1A
CHORD Hugo2 + Phatlab PHAntasy II

 

③ RK-Silver/KS
KaiserSoundと言う社名を冠したシルバーイヤホン試聴機も何も無い状態での先行予約だったが、今までのシルバーイヤホンの経験に伴う信頼で迷う事なく予約購入した。資金繰りの為、PDとRSを手放す事となったが、BS(Ver.UP)だけは残しておいた。

KSを手にした当時、もうこれ以上は無いのではないかと言うレベルで感動した記憶がある。KSは、今でも完成されたシルバーイヤホンの名機であると思っている。
《当時のシステム》
RK-Silver/KS + HP-Genuine/Acc ケーブル
Penetrated Rectangle/L 音響核
iPod touch (貝崎さんにより政振済み)

 

④ RK-Silver/HB
KSが完成したことで『更にその先が見えた』と貝崎さんは仰っていたが、ここから上位は、達人の更にその奥の領域だと思っている。

イヤホン単体で考えるとコスパの概念からは外れるが、全てのオーディオシステムで考えると、数千万から数億ともなる現代ハイエンドの中で、圧倒的なコスパであるとも考えられる。ただ、イヤホン、ヘッドホン、スピーカーは、それぞれ別モノであると私的には思っている。

 

当時発表されていたKAを見据えた、KAフェイスプレートとKS本体のハイブリッドと言う名の実験機だと思っている。4種のメッキ加工による音色の違いを生み出した。当時私は広島に出向き、4種類の試聴機を聴いた上で、今までの流れを汲むRhodiumメッキを選択した。

トップエンドのKAが一年後に控えている事が分かっていたので、HBをスルーする事も考えたが、KAまでの技術的積み上げの流れを体感しておきたかったので、KS下取りとBS(Ver.UP)を手放してHBを予約購入した。

HBの完成と共にイヤホン用ケーブルとして素線から開発されたFlexケーブルの出現が、私の中で一番大きい出来事だったかもしれない。
《当時のシステム》
RK-Silver/HB/Rhodium + HP-Black Flex/2ケーブル
後にKaiZakiブレード式和音型音響核 ブレード[3/5](0.6)装着
iPod touch (貝崎さんにより政振済み)

 

⑤ RK-Silver/KA 18k Gold
KA完成時にも広島に出向き、Rhodiumと18k Gold及び各種Cross/4ケーブルでの試聴をさせて頂いた。私的に今までの流れを汲むRhodiumかと思いきや18k Goldが余りにも良くて即決した。

4色Cross/4ケーブルは、貝崎さんに改良して頂いたヘッドホンのHD660S KS MOD用に特注購入してるので、KAでは別の3色Cross/4ケーブルにする事に決めた。(が、資金不足でまだ買えてない…)

 

結果=出音が全てのオーディオの世界で、このKAイヤホンシステムは異質に見えるが、モノの本質(自然の摂理)でもある訳で、多くの人々に是非とも体験して貰いたい。一体どう感じとるのか。。。


【最後に】
シルバーイヤホン(貝崎さん)との出会いが、私的オーディオ道の大きな大きな分岐点となっている為、私とシルバーイヤホンとの歩みも長々と書かせてもらいました。今までの歩みを振り返り、懐かしい想いを馳せながらKAを聴く事が出来る事の幸せを噛みしめてます。

現在は、ローエンドイヤホンの開発も完成に近付きつつあり、また1BAシルバーイヤホンのハイエンドモデルも控えている様で、楽しみでなりません。

 

東京圏の販売代行であった中村さんよりバトンを受け継いだ酒井さんには、是非ともこの素晴らしさを伝える伝道師となって欲しいと願います。中村さんと酒井さんのお二人にも名古屋で初めてお会い出来た事は私にとって大変貴重な時間となりました。

この場で再度お礼申し上げます。
ありがとうございました。
最後に、貝崎さんと巡り逢えた奇跡に感謝します。

 

長文駄文失礼しました。
以上、ありがとうございました。


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■Y.O様

ポタフェスで試聴した音が耳から離れなくなってしまい購入しました。RK-Silver/KA 18K Gold、KA-RgWb Cross/4、KaiZaki貫通文字ブレード音響核、トータル・パーフェクトチューニングセットになります。

 

以前KSを試聴した際とても感動したのですが、次作のHBを試聴した際は正直好みでは無かった為に今回のKAがどうなるか疑心暗鬼でいました。しかし一聴した瞬間に「完璧」という言葉以外が浮かびませんでした。有り得ない程の音の生々しさと自然なバランスでイヤホンとしては桁外れの域に感じてしまいました。


実際に訪れたコンサートやライブ等の映像や曲を聴いてもらうのが一番わかりやすいですが、その場で聴く音楽に非常に近いのです。一般的な機材の様に綺麗に整えられ味付けされた音を楽しむのではなく、実際にそのコンサートに居るような感動と興奮でリアルな音楽を楽しむ事が出来るピュアオーディオクラスに匹敵するイヤホンなのではと…。

 

自分が一番好きだったイヤホンやヘッドホンは勿論、それ以上に好きだったスピーカーよりも生々しい音とバランスで他の機材を聴いてもこの生々しさを超える感動が無くなってしまい沼が終わってしまいました。

 

友人にあえて色々何も説明せず先入観を持たせず聴かせても「以前行ったコンサートと同じ…。」ライブ帰りに聴かせた友人にも「これ一番ライブの音に近い…。これイヤホンだよね?スピーカーの音なんだけど…。」等、同じ様な感想になった時は安心しました。

 

しかし、分解能に優れている等、良い音、綺麗な音を聴く。という点では音を聴く為に磨かれ続けている機材の方が優れている物が多いかと思います。そういった点でもKAは「究極のアナログサウンド」を楽しめる唯一無二のイヤホンだと思いました。


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■T.M様

●レビュー環境
iPhone SE(カメラケース)⇒HP-Black Flex/2(KAブレード)⇒RK-Silver/KA/(18K Gold)
(セミ(?)パーフェクトマッチング)

HBバージョンアップ版よりさらに深化しています。高音が低音がどうとかはそんな次元を遥かに超えたと思います。感動する音楽を再生するイヤホン。

生の吹奏楽などを聞いたときに起きた、鳥肌が立つ感覚がイヤホンでも起きます。細胞の記憶を呼び覚ます。鼓膜を揺らす音でなく魂を揺らす音。沁みる音、音楽に生(な)る音。
どんなジャンルでも素晴らしい音楽を体験できます。


ハイエンドイヤホンを購入しても何か物足りないそんな方は、
是非、是非視聴を頂きたい。

私の現環境でもなんだ問題はありません。Cross4ColorやKAブレード貫通文字版でなくとも最高の音楽体験が味わえます。その先をまだ味わえるのはたまらないです!!

また、私はiPhone SEのカメラケースセットを2台所持しておりますが双方とも違いがあります。その域は本当の好みの差になっています。気分や体調などで選ぶことができるので購入して後悔はありません。


PD⇒ KS⇒ HB⇒ HB-Version UP⇒ KAとRosenkranz沼にはまっていますが(笑)。KSの段階でこれ以上があるのか?と恐怖を感じていましたが、HBやHB-Version Upを体感して、これ以上どう良くなればいいのか私の頭ではわかりませんでした。

ですが貝崎氏はKAの音楽が描けていたのでしょう。本当に感謝、感謝、感謝です。
また、製造にもかかわっていただいた方々に感謝を申し上げます。

RosenKranzに出会えたことが幸せです。

KAのレビューになっているかは微妙なところですが、
レビューとさせていただきます。

KAのレビューを簡単にまとめると、
【とにかく聞け!!!!!!!!】


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■K.S様

2023年3月28日———イヤホン到着。

これでシルバーイヤホンも8本目。
これまで発売されたシルバーイヤホンの全てを所持している。
Kaiser soundのサウンドチューニングに心底惚れ込んだ故の結果である。
嚢中が乏しいのはこれによるものであるが一切の後悔はない。
金額以上の「感動」を届けていただいたと感じている。

〈使用環境〉
RK-Silver/KA 18k Gold
KA-RgWb Cross/4(KaiZaki貫通式音響核)
iPhone SE 1st Gen.(Gizmonケース)


■聴き馴染んだ音。だが、今までと大きく違う———

開封時にはスッキリとした出音が耳に着いた。これまでのシルバーイヤホンでは感じられなかった抜け感である。頭内に圧倒的な解像度と情報量を叩き込み音楽へと没入させる、あの強制力を持った今までのシルバーイヤホンと明らかに違う感覚であった。

空間が一回り広いのである。頭外まで空間の裾が広がっている。そこには壁は既に存在せず、音源の持つ音場に対して変幻自在に変化する自然な空間があった。

音の違いを測るべく、同環境でRK-Silver/HB (Rhodium)を使ってみた。いざ、イヤホンを付け替えてみると明らかに物足りない。聞き慣れている音。迫力も申し分ない。つい先程まで十分満足できるサウンドであったはずなのに、全体を通してのっぺりとしたサウンドに聴こえるのである。

シェル内部に施された葉脈筋による振動対策や内部配線のFlex化によるものであるはずだが、それ以上の変化に感じる。もうRK-Silver/HB (Rhodium)には戻れないそんなサウンドレベルだ。


エージングは100時間でほぼ完成といった感じ。シルバーイヤホンは、新作が登場するたびにエージングに掛かる時間が短くなっていくように感じる。より自然で耳馴染みの良い音になってきた。どちらかというと自分の耳がRK-Silver/KAの完璧なサウンドに合わせてエージングされたような印象である。

さらに200時間を超えると「イヤホン」という存在感も失われ、ただの生音が頭の中に流れてくるという不思議な感覚へと陥る。体の一部になってしまったそんな感じである。

一生ものの宝物になった。
ただ感動である。

こんなイヤホンは他に類を見ない。
すべてのオーディオが目指すべき答えは、このイヤホンが知っている。


■iPhone SEとiPhone 6sの違い

今回のiPhone SEと今までのリファレンス機であるiPhone 6sの違いも述べたいと思う。筐体サイズと重さの音が分かりやすく出ている。ぜひどちらもお持ちなら聴き比べてみてほしい。

今までリファレンスであったiPhone 6sをおさらいしよう。少しのっぺりとした柔らかく軽い音が特徴である。何でも柔軟にこなす万能機だが、アタック感に欠けるところがあった。
例えれば、経験豊富で柔軟な老将といった感じである。

それに対してiPhone SEはどうだろうか。6sと比べるとアタック感に優れ、軽快でありながら質量の伴った重い音が聴ける。しかし、少しピーキーなところもあり、例えるなら年若い感じがサウンドに見受けられる。


■トータル・パーフェクトチューニングの奥義

試聴を続けている中、iPhone SEから普段使用しているiPhone 6sへと変えてみた。こちらも政振済みで購入してから4年弱経過しており、RK-Silver/PDから現行のシルバーイヤホンまでのエージングを担ってくれた戦友である。

もちろん、iPhone 6sも悪くはない。でも何か物足りない、そんな感じである。上記に述べたiPhoneの特性を加味しても何か足りないのである。


明らかにリアルさに違いがある。トータルパーフェクトチューニングは、プレイヤー、ケーブル、イヤホンのタイミングが三拍子が揃うことによりオーディオの壁を超え、生音へと昇華されている。

オーディオは組み合わせとは良く言ったものだが、その最たるところを感じることができた。イヤホンのみでも他の追随を許さない至高の音を味わえるが、ぜひ、トータルパーフェクトチューニングをご依頼いただきたい。

トータルパーフェクトチューニング恐るべし!
こんなことができるのは「Rosenkranz」ただ一つだけである。


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■F.S様

RK-Silver/KAイヤホンのレビューを提出致します。
ご確認、よろしくお願いします。

世界に誇る感動値No.1のRK-Silver/KA

冬のイエローナイフに舞うオーロラの如く、音の粒子が、脳内を駆け巡り、心躍せる。

トータル•パーフェクトチューニングが施された【iPhone SE】【RK-Silver/KA】【KA-RgWb Cross/4】のポタオデシステムで聴く、『Touch Yello The Virtual 』

鳴った瞬間から高揚感と共に生命力が漲って来るのが分かる。
涙が自然に溢れ出し、この上ない幸福感に浸っていることに気づく。

ストレス社会の中で揉まれながら生活している日常に、
このポタオデシステムによってストレスから開放され、
一日をリセットする。


最も大切な相棒がやって来て、3ヶ月。
奏でる楽器同士の音の粒が、
混ざり合うことなく、脳内に広がり、
美しく消えていく。

聴きながら、乾いた夜空に上がる尺玉の花火が脳裏に浮かぶ。
音に色を感じる。
本当に感動する音には美しい色が見えることに気づく。


近くにいるはずがない、奏者の熱気やら情熱を、生で感じる、
何とも不思議な錯覚に陥る。

よくよく考えてみたら、このポタオデシステムが、
世界中のどこへでも、超格安で連れて行ってくれる。

そして、思い存分の感動に浸らせてくれるではないか!
これぞ、世界に誇る感動値No.1のシステム、といえる。


設計者の妥協を一切許さない、
夢と想いが形になった完成形に惚れ惚れする。

相棒は、常にNo.1の感動値を届けてくれる。
その感動値をしっかり受け止められるだけの器でありたい。

さあ相棒よ、今夜はどこへ?
アムステルダムで、ロイヤル•コンセルトヘボウ•オーケストラを聴かせてくれるかい。


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■T.U様

<仕様>
■トータルパーフェクトチューニングシステム
・RK-Silver/KA
・Gizmonモディファイ
・KA-RgWb Cross/4
・KaiZaki貫通ブレード
・iPhoneSE SG+政振S付

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Rosenkranz/KA(弦楽器、アコースティック系の曲でのレビュー)

First impression(エージングなし)を視聴した瞬間にHBを凌駕していることに驚きました。これからのエージングが非常に楽しみとなった次第です。約300時間のエージング後の音色を仕様SETで視聴した状況のレビューをしたいと思います。

音色は機器を感じさせず黒子に徹してLIVE会場を彷彿させ、かつ、前方定位がバッチリ決まっていました。ワイドレンジは限りなく360°見渡す限り壁を感じさせず、演奏者同志の距離感や会場の広さも手に取るような感覚で認識できてしまう。

これまでいろいろなイヤホンやヘッドホンを所有してきたが、このような音色の経験はRosenkranz以外に感じたことがない。


音の立ち上がりの軽快さとタイミングと音のリリースと残響音の長さのタイミングが絶妙で、これはKA-RgWb Cross/4ケーブルが大きな影響を与えていると感じている。ケーブルの色どりと編み込みが、とても良いアクセントの味付けであり特別な相棒と位置付けられる。

加えて、KaiZaki貫通ブレードがこれまでにない和音を付与することで、音色の立ち下がりに複雑なうねりが加わり聞き心地の良さを数倍に引き上げている。

これまでのRosenkranzのイヤホンの最たる特徴としては、メインとなる音を中心におき、各楽器の音が程よい間隔を開けて、音同士が重なりあっても音に埋もれない描写になっていたが、KAはその描写以上に演奏者が演奏に掛ける思い(熱量)を思わせる感じさせてくれるようにも奏でるように思えて仕方ない。


深夜の視聴はかなり危険で気付くと涙腺崩壊を幾度となくしていた。
まさしくKaiZaki Soundの名の冠も納得のいくものでした。

生演奏を好む方には是非、視聴していただきたい逸品ですし、
ステレオオーディオ域の枠を超越した方にも聴いてほしい。

何と言ってもステレオオーディオを聴いてきた音色の表現が全くの別物で、言葉を探すのに困惑するほど経験をしたことのない経験をすると思います。

ただただシンプルでつつましく、
時には気高く気品に溢れるほどの逸品と呼べるものでした。