JVC FW01モディファイ・・・研究編
罫書き式モディファイは、
ウッドボディだから出来る技。
このFW01は私の実験用なので、
色々データーを取りながら、
その都度仕上げる形を採っている。
時間つぶしに車の中で音楽鑑賞。
その合間に撮った写真である。
下のオリジナルの図面の時より、
罫書きの本数は大分増えている。
その分F特も音抜けも向上している。
それは瞬間に処理出来る、
振動エネルギーが増えた事を意味する。
時間当たりの仕事量が増えるというのは、
それだけ余裕を生み出す事でもある。
譜面について行くのが精一杯だと、
音楽にイメージを載せて、
演奏するような余裕はない。
方や譜面など見るまでもなく、
余裕があれば表現の方に全振り出来る。
そんな音の変わり方だと思って貰うと良い。
グラフックイコライザーや、
パラメトリックイコライザー調整に、
変化の様子が似ていると思った。
罫書き式の大きく違うところは、
やり直しが効かないところだ。
高い集中力が要求されるのである。
その緊張感が堪らなく心地良い。
更なる高みを目指して挑戦してみよう。