『ローゼンクランツは凄いよ!』
「秋葉原のヘッドホン専門店に勤める、
Edition9のモディファイ体験者からそう聞かされました」。
「私のは真鍮削り出しのインナーイヤー型ですが、
モディファイ可能でしょうか?」
リケーブルするにしても極細ケーブルは持っていないし、
最初はお断りしたのですが、
電話を切った後に閃いたのです。
貼り物による振動対策で改善出来ることに・・・
何事も経験が一番と考える私は、
結果に繋がらなかった場合は許して貰う事を条件に、
トライする事になりました。
先ずは試聴です。
どこと言って問題ないレベルです。
『重厚感があって、いい音しているじゃないですか!』
「そうです!」
「不満は別にないのですが、
僅かに響き過ぎなところが気になるだけです」。
『分かりました!』
『どこまで出来るかやってみましょう!』
何を、どんな形にして、どんな大きさで、どの向きに貼るか?
慎重に紙の上にイメージを描きました。
スケッチ図の矢印は筐体の響きの方向を示したものです。
xマークが貼る場所です。