ハウジング部を開けて視た。
ユニットはボンドの海に浸かっていた。
ユニット交換なら破損を恐れる必要はないが、
このまま向きを変えるには無理があると判断!
それ以外の方法で「加速度組立」をするしかない!
幸いに物が小さいからマジックの色と、
矢印の描き込みで是正出来ると踏んだ!
色の塗膜によって振動モーメントが、
微妙に変わるのを利用してやるのだ。
もっとドラスティックにやる場合は、
貼り物や罫書きで凹凸を付けたりもする。
この手法はオーディオコンポの筐体やケースに、
数え切れないほど処置したりこなした、
実績を持っているからお手の物である。
http://www.rosenkranz-jp.com/kaiser/index.html#kaiser
L側とR側のアッセンブルを並べ、
フレーム部にもドットを打って、
左右のエネルギーバランスを取って行く。
伊万里焼でよく見る龍や鳳凰を、
対を成すように描くのにも通ずる・・・
もう一つ変人の戯言に耳を傾けて欲しい!
筐体の変則楕円に沿ってユニットがグルグル回るのに、
中央部の出べそを基軸としていると見立てるのだ。
惑星の自転と公転の関係のように・・・
エンジンのピストンとコンロッドに、
見立てる事も出来るだろう・・・
ロータリーエンジンにもそっくりだ!
この形態は音楽の抑揚やリズムにも相通ずるのである。
すべからくこの世は磁場によって動いている。
地球は勿論、鉄分にて鼓動する人間の心臓もである。
そんな風に見て行くと、この形なんぞは、
まるで生き物のようではないか!?
ゼンマイ時計にも見える・・・
命のメカニズムはとても神秘だ・・・