Double Acceleの開発テーマ |
Double Acceleはカーオーディオ専用に設計されたスピーカーケーブルです。ローゼンクランツの名に恥じない音をプロデュースするに当たって、どこまで価格を下げられるかに挑戦したモデルです。 その設計の元になっているのは日本全国のオーディオファイルの多種多彩なシステムをクリニックし、セッティングして得た膨大なデーターに基づくノウハウとゆるぎない自信です。このアプローチ法は世界レベルで見ても大変貴重なものです。 |
Music Spiritの1stモデル/Basic1が目指すもの |
1作目のBasic1は何十年経ってもケーブルのベーシックモデルとして君臨するだけの音質と性能を備えた製品を作る事でした。いわばケーブルの素の姿であり究極を目指したものです。 Basic1を使って音のバランスが取れないようであれば、何か他に原因を探して欲しいのです。音楽の基本に忠実なオクターブ和音設計ですから、ネットワークやイコライザーのキメ細かい調整に対しても敏感に反応します。 当然システムのコンディションが良ければ良いほどその期待に応えてもくれます。さしずめ、音楽の血糖値を測るケーブルといっても良いでしょう。 |
Music Spiritの2ndモデル/Double Acceleが目指すもの |
イコライザーが付きものの車では、エネルギーバランスは幾らでも調整可能です。カーオーディオ専用のDouble Acceleでは、f特性よりも、各音域間の位相ずれの起こりにくいスピード 重視の設計にしてあります。 一番困るのは、低音、中音、高音のスピーカーが離れた位置に取り付けられているのが原因で、音がバラバラになり、音楽が一つにまとまらないことです。 それを解決する手段としてプラスとマイナスに線径の違う素線を採用したのです。+側は0,127mmX37の集合撚り、-側は0.3mmX7の同心撚り。この両者は車の持つ避け難いデメリット面をコントロールする絶妙なDouble acceleの役割を担います。 更に計算されつくした撚りピッチと線径のアンサンブルによって程良い揺らぎを生み出し、離れた各ユニットを上手く繋ぐスピーカーアタッチメントの働きもするのです。 |
拘りの数々 |
1. 三菱電線 ミュージックスピリットが一番恵まれているとしたら品質と技術力において世界最高といわれる三菱電線とパートナーを組めた事です。大手であるにも関わらず当社の音楽的感性を盛り込んだ設計思想に対して充分に理解を示してくれるので大助かりです。いかにコストが掛かろうとも、音質に拘る限り、確かな物作りの日本製を譲れません。 2. デザイン マイナスはソリッドな黒、プラスは透明なブルー、その2本を取り巻く外のシースは透明なウグイス色です。光の加減によって多彩に変化する、その色の魔力に思わず目を奪われるでしょう。 3. 方向性 導体の方向性に始り、絶縁材、シースまでも押し出しの方向指定をしました。 4. 撚り返し付き撚り合わせ機使用 導体にストレスを与えない為に、撚り返し付き撚り合わせ機を使用しました。 |
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