From: "T.Y"
Sent: Thursday, August 25, 2011 13:40:05
To: <info@rosenkranz-jp.com>
Subject: 瀬兵音鏡、Hummingbird体験ご報告
貝崎様
お世話さまです。
まず、瀬兵音鏡からはじめました。
写真で見るより、小さめに感じましたが、
これから大事にしていきたいと思わせる品質でした。
最初の一音から、音楽の質が違います。何ということでしょうか。私が求めていた、音楽の響きが流れとなって柔らかく迫ってきます。具体的には、一つ一つの音に芯があり、のびがあり、今までに比べ残響音がゆたかです。休止符の間が静かに感じます。そして、次の小節への雰囲気が見えるようです。
このところ、エージング用に使っていたアコースティックベース「WOOD]の出だしの音が、はじいてから響きであったのが、はじく前の指のこすれが聴こえてきたのには驚きました。ここまで出てくれれば、あとは細かいことを気にすることなく音楽に浸れるとうれしくなりました。
さすがに人気の高かったスピーカー、それなりによく短期間でここまで来てくれたと感じています。さらに、望むとすれば、大編成時の奥行き、上、横への広がり、それにピアノの低弦の響きの重さといったところでしょうか。
このような期待を、Hummingbirdが解決してくれる方向にあるのでは?!
結論から申し上げると、残念ながらまだ使いきれておりません。お奨めの、サブバッフルの最小長31oから始めました。何か、響きが少なくなって、音・音像そのものが細身になった印象です。嫌いな方向ではないのですが、響きは欲しい。
バッフルのトップから、0oから75oまでの間をいろいろ変えながらやってみました。極端なところでは、スピーカーのマグネットうしろにも貼り付けてみました。わかりません。上から離れるに従って、音像が明確になるような・・・。現在は、39oに留めております。
ご指摘のありましたスピーカーのセッティングにも大いに関係しているかと思います。現在は、スピーカーをできるだけ中央寄りに寄せて、少し内向きだったものを、両方とも正面向きにしております。
以上のような経過です。いずれにしても楽しい作業でした。ご指示、ご提案、アイデア、Hammingbird設定への考え方等々、どんな細かいことでもご教示いただければありがたいです。
T.Y