トップ考え方熱によって解き明かされたインシュレーターの方向性

熱によって解き明かされたインシュレーターの方向性



 この写真はローゼンクランツのパワーアンプの下に使用していたインシュレーターです。A級アンプですからかなり熱くなり、Aのマークの周りを中心にして変色しているのが分ります。熱伝導率も電導率も同じである事から判断出来ますが、丸い物だからといって同心円状若しくは放射線状に変色が起こるものではありません。明らかに音楽のエネルギーの方向性を示すAマークを入り口にして方向性をもって熱伝導が行われようとしているのが分ります。


 常日頃から説明してきております事ですが、真鍮の丸棒を作る際引き抜かれた材料はまだ熱く、冷え固まる焼鈍過程の中で比重の重たい物から先に沈み堆積されて行くように層状になります。従いまして重心の位置は球体の中心部にあるものではありません。重力が働く地球上で物を作る限りは避けて通る事は出来ない現象です。これが結果として方向性が生まれる理由なのです。


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