この写真を見た時に誰もが真っ先に思うのは・・・
何と大きな木なんだろう!
私の場合はそれだけではありません。
エネルギーがどちらに抜けて行くのか?
物性の響きの方向性に目が行ってしまうのです。
この3本の丸太にはちゃんとした証拠が残っています。
貯木場に浮かべていた跡です。
比重の重い方が水中にあって濡れています。
仮にこの丸太を切り株にしてスピーカーのベースに使うならば、
濡れた側をスピーカーの背面にしてやります。
比重の重い方から軽い方向へと振動が抜けて行くからです。
木であっても金属であってもそれは変わりません。
ローゼンクランツ・インシュレーターのAマークは、
濡れた側の中心に相当する場所に、
刻印してある理由がこれでご理解頂けた事でしょう。
ローゼンクランツ製品はこうした拘りのモノ作りを貫いています。
物性の響きの方向性を見抜くには色々な方法があります。
このインシュレーターの写真も、
エネルギーの伝わる方向を示しています。
熱の伝わる方向と響きの方向性は同じであります。
方向性が生まれる理由
こちらの動画にそのカラクリを解明しています。