----- Original Message -----
From: "Y.F"
To: <info@rosenkranz-jp.com>
Sent: Thursday, June 12, 2014 14:22 PM
Subject: ナイアガラJr,W感想
お世話になります、非常に遅くなりましたが感想です。
発売当初からナイアガラSt.をずっと使い続けてきました。その性能には満足しており、不満は何も無いのですが、以前から映像用にもう一台をと考えていました。そしてよりローゼンクランツ色の濃い、ナイアガラ.Jrにもずっと興味がありました。
で、消費税等のキッカケで思い切って導入しました。スタンダードが発売された当時は、そのコストパフォーマンスぶりが目立って、ジュニアが少し押されていたような感がありましたが・・・いつのまにかWにまで進化、やはりワクワクしました。
早速、繋ぎ替えてみました。圧倒的な差、いえ、最終的に機器が落ち着いたときは、スタンダードとは別物? 先に結論を言うとこんな感じです。替えて直ぐに感じたのは、音の周りのモヤモヤが消えた事でした。
しかし、今まで一度もモヤモヤがあると感じた事はありませんが、ジュニアに繋ぐとモヤモヤした何かが、以前までは在ったんだなと考えるしかないです。(正体は判りません)そして中低音の充実、特に低音の厚みとパワフルさは嬉しかったです。
時間が経つにつれ、立体感というか空間表現力が上がってきました。音源の位置関係が非常に正確に感じるようになり、録音した場所の広さや雰囲気も感じ取れるような感覚になってきました。
そして一見、音が太くなったような感じなのですが、温かく緻密で、声と楽器の音色が生々しく、でも鋭い音は鋭いし、情報量も多い・・・しかしハイファイではなく、とても自然な音です。
ですが、想像外なのはこの後で、数日で機器との馴染みが終わったのですが・・・ これまで、プレーヤー・DAC・アンプ(AVですが)はバラバラに購入しているので、どういう音がどの機器の性能や個性とハッキリ判っています。
しかし、全く判らなくなりました。どうやらジュニアに支配されてしまったようで、機器の存在を感じません。まるでオーケストラの指揮者です、素直に音楽に浸れます。これは初体験です。
以前、まみそぶろぐ?で、ローゼンクランツを導入するのに、いきなり最初からナイアガラJr.4から入るのも有り、とおっしゃっていたように記憶しているのですが、なるほど!と思いました。
以上が感想ですが、スタンダードはDLPプロジェクターに使っていますが、画の安定感と色ノリが非常に良く、動きの早い場面のスムーズさも改善されて大満足です。
思い切って購入して良かったです。
Y.F