ピアノ塗装スピーカーは出張修理が可能です。何事も無かったように見事に元通りに復元が可能です。その補修の一部始終を見学する機会がありました。上塗りする塗料のくっ付きを良くする為に傷の部分を刃物で削り、ポリエステル塗料を傷口に盛ります。
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元の塗料と盛った塗料が一体化するように遠赤外線ヒーターで熱を加えます。加熱時間は10数分。その後ドライヤーの風でクールダウンします。自然乾燥するのを待って1200番のペーパーで削って平面を出します。
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バフ布を回転させながらその外周面に粘土状の研磨剤をこすり付けます。それからハンディーバフ機で磨きます。2人1組で行うプロの手際の良さには驚くばかり。あっという間に出来上がりました。
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こちらの会社はピアノだけではなく、銀座や表参道、青山通りの名だたるブランドショップの長尺物の内外装を一手に引き受けているそうです。その仕事ぶりは自信と誇りに満ちていました。
