トップ情報私と車>東京引越し・・・その3

東京引越し・・・その3


 この夏から広島・東京間を何往復したでしょう?、JRとJHにせっせとお金を貢いでおります。車の場合は高速料金が39,000円、ガソリン代が20,000円で約6万円掛かります。新幹線の場合は、”のぞみ”とほとんど値段の変わらない”ひかり”のグリーン往復割引を利用します。それで約39,000円です。

 私の場合、”のぞみ”のスピードが身体に合わないらしく、何か得体の知れない疲労感を憶えるのです。長時間乗り物に乗って高速移動しますと、生身の身体にとって何らかの変調をきたす、その前触れを感じているのだろうと思います。そうした関係で40分余分に時間が掛かっても、道中快適な”ひかり”のグリーンを好んで利用するのです。それと、飛行機も基本的にあまり好きな方ではありませんので、もう7〜8年利用したことがありません。

 荷物がある時と二人の場合には車を利用し、一人で移動する時に新幹線という構図をとるようにしております。今回はミラクルサウンド・スクリーンを運ぶのと音の最終チェックが第一の目的でしたから、図面と製作の最終工程の担当であるK氏にもその音の効果の程を知っていて貰いたい為に彼を連れ立っての二人旅です。

想像以上に広い室内で、楽に積み込みできました。

 長さが2メートルはあろうかというポールを44本車に積みむのですが、このシトロエンXMブレークは素晴らしい積載能力を持っていて計ったようにピッタリ入りました。サウンドスクリーンの出張デモもこれで可能になりそうです。特にタイヤハウスが出っ張っていないので四角い物がキチンと積み重ねる事が出来るのは優れものです。肝心なサウンドスクリーンに傷がつかないように、その間にはエアーパッキンとウエーブ状になった薄い段ボール紙で6層に重ねたあと、最後はしっかりとバンドを掛けこれで荷作り完了です。

ガソリンタンクが空っぽでしたから満タンにしてからの出発です。これが気持ちよくいくらでも呑み込んでくれて85リッターも入りました。やっと雨の上がった27日(金)の夜10時半に広島を出たのですが、すぐに雨雲に追いつき、それからはずっと一緒で最後まで雨が止む事はありませんでした。

うす雲の掛かった風景は水墨画を見ているようで、長距離運転の疲れも癒えます。

 K氏と楽しいやりとりをしながらの野次喜多道中は、ほとんど休憩する事なく交代で運転するのですからあっという間に東京料金所です。朝の9時には最後のサービスエリアである石川に着いておりました。どうせ都内に入れば混むのは分かっていますので、そこで朝食をゆっくり取りながら鋭気を養います。

楽しいい話をしながらの運転で、東京までの道程がとても早く感じられました。

 ジャガーでは途中で必ず給油をしなければもちませんが、XMは900キロある東京までノンストップで来れました。高速ロングツーリング向きな事の証明です。そのスピードメーターには100キロ〜130キロの範囲の所に赤い印がついております。何の事か最初は分からなかったのですが、おそらく、このゾーンで走るのが一番快適で能力を発揮しますよというものなのでしょう。

 高井戸で下り、甲州街道沿いを走るのですがお目当ての日石のスタンドがありません。やっと幡ヶ谷で見つけたENEOSの看板、「ハイオク・現金・満タン」と元気よく注文したのはいいが、10,000円渡したのにお金が足りないと言う。こんな事は初めてだから伝票をよく見ると、84リッターで10,280円すなわち1リッター116円なのです。

 いつも利用する高井戸では102円、2ヶ月ほど前は広島より10も円安く、東京は安いな〜と思っていました。そして今回出て来る時に広島でも102円に下がっていたのでビックリしてしまいました。ところがドッコイ幡ヶ谷では116円とは参りました。教訓その1、これからは「注ぐ前に値段を確認してからにしよう!」。

 何度車で来ても我がマンションのある深川方面にはスムーズにたどり着けないのですが、前回ナビ任せで最短コースを見つけることが出来ました。霞ヶ関に入り国会議事堂を右に見てお堀沿いに走り、左に曲がって二重橋に出て右折すると、それが永代通り。あとはもう一本道で門前仲町です。カイザーサウンド東京試聴室は高貴な皇居と直線で結ばれた所なのです。


back