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燃費、乗り心地が飛躍的に伸びる夢の添加剤

私の信頼するS.S氏が副社長を務める、クリーングリーン社のC.G-Lifeという添加剤をテストする事になった。かねてより、燃費、馬力共にアップするとの話を聞かされていたので、気にはなっていたのだが、中々試すチャンスに恵まれなかったのである。

広島の地元では色々な企業で採用されていると聞く。何でも戦艦大和の大砲を作った事で有名な日本製鋼所にも採用されているそうだ。私の性分としてそんな話を聞かされた日には試さずにいられなくなってしまう。楽しみ!、楽しみ!。

通い慣れた広島⇒東京間880キロでテストしたので、興奮冷めやらぬ内に早速そのレビューを書いてみよう。使用車両は私の愛車である、カイザーオペル号オメガCDワゴン2,500ccだ。この車両は「加速度組み立て」という慣性力を活かした特殊技術をタイヤ回りに施してある。

手入れはしっかりとしてあり、いつも車に寄り添うような感覚で運転している。何があってもすぐ分る状態なので、私にとってテスト結果が正確に出る固体としては、カイザーオペル号の他にないのである。山陽道⇒名神の前半と、名神⇒中央道の後半に分けての試乗レビューだ。それでは行ってみよう。


前半戦(広島⇒滋賀)の走りとデーター

台風6号がかすめ過ぎた7月21日13:30、山陽道広島東インターを起点に名神多賀サービスエリアまでの約400キロの前半戦レビュー。

エネオスハイオクガソリンを65リッター満タンに対して、添加剤C.G-Lifeを説明書に従い、初回に限り1/500の割合になるように130ccを狙って入れたつもりだったのだが、写真にあるように10cc多く140cc入ってしまった。

緩やかな上りで始まるからなのか、いつもよりアクセルが重い感じ。上り切って下りに差し掛かってもそのフィーリングは変わらない。第一印象として、ファインチューニングを施したカイザーオペル号には、これ以上伸びしろが殆ど無いので成果が現れ難いのかもしれない・・・。

しかし、オーディオクリニック時に欠かせない音の先読み能力を駆使して、イメージ力をフルに働かせると、悪い方向へ行く事だけはないようである。ただ、どんな内容での良さが出るのかまでは、残念ながら現時点での私の能力では読み切れないのである。

ひとつ新たに気が付いた事といえば、ディーゼルエンジンの粘り強いフィーリングに似ていると言えなくも無い。そう言えばこの添加剤は軽油で出来ていると聞かされていたので、ある種の納得みたいな物があるのも事実である。

追い越しを掛けたくてシフトノブのSモードスイッチを押すものの、加速感はいつもより明らかに鈍いのだ。時には登坂車線を使って、左から追越を掛ける事もあるのだが、追い越し切れずに車線減少に阻まれてしまうのである。いつもの加速感とは違い、明らかに吹き上がりが良くない。

"エンジンの当たりが出るまでに少々時間が掛かるのかなぁ?"と、思いつつ追越を掛けてみるも、改善される気配は一向に無いのだ。車というより船の追い越しにも似た感じである。これは頂けない。

そうこうしている内に、私にとっての定期給油所である多賀サービスエリアに着いてしまった。エネオスしか給油しない私だが、東京までの上りでは同じエネオスの中でも、最高の走りを約束してくれるのがここ多賀S.Aのハイオクなのだ。また、広島までの下りでは、福山S.AのENEOSハイオクガソリンが質の良さでは双璧であろう。

ここまでの走行距離は423キロ。給油量は35リッター。燃費は12.08キロ。今までの最高は11キロだから9.8%伸びた計算である。走りは気に入らなかったが、燃費に於いては良しとすべきだろう。


後半戦(滋賀⇒東京)の走りとデーターや如何に!

再びトリップメーターをゼロに戻し、東京へ向けて出発だ。満タン65リッター中35リッター(約54%)を消費した形だから、大雑把な計算ではあるが、添加剤C.G-Lifeの残量は64.4ccになる。計算上ではほぼピッタリの1/1000の割合となっている。さて、後半戦の走りはどうなるのだろう?。

Ohh!、いつもの多賀S.Aのハイオクの走りをするではないか!。
いつものアクセルレスポンスが戻って来た!。
先程までとは全く別物である。
混合比だけでこうまで違うものなのか?!。
多賀のハイオクも相まっての事ではあるのだろう・・・。
スタートを切った瞬間から全く違うのだ!。
これで前半戦と同じ燃費データーが得られたら申し分無しである。

好意的印象を感じながら走るのはとても良い気分だ!。アクセルの踏み込みには素早く反応し、不思議な事にアクセルを離してもエンジンブレーキが掛からない。極端ではあるがそんなフィーリングなのである。前へ進もうとする慣性力が大きくなった感じである。


シトロエン大型クルーザー/C6ディーゼルのフィーリング

急峻に立ち上がり、戻りはゆっくりとなだらかなのだ。
それでいて車は全くしゃくらない。
長距離クルージングには持って来いの塩梅である。
シトロエン大型クルーザー/C6ディーゼルのフィーリングに似ている。
エンジンのフィーリングもさる事ながら、
乗り心地まで似て来たのにはかなりの驚きである。
振動の伝わり方がまるで変わってしまった。

オートクルージング機能より遥かに快適である。
なぜなら、アクセルに足を乗せても離しても、
車は何事も無かったように、
ゆったりと空母のように進むのには驚きを超えて感動すら憶えるのだ。

上り勾配に差し掛かっても車重とトルクの負荷による減速の度合いを瞬時に察知し、絶妙なクラッチとアクセルワークで、ギアを何時切り替えたか分らないほどの、プロのレーサーの運転術を見ているかのようである。これは信じ難い事である。

低速から稼ぎ出すディーゼルエンジン特有のパワフルなトルクは、実走行時に於けるパワーバンド領域にマッチしているので、エネルギーに無駄が全く無いのである。そんな走りをするようになったカイザーオペル号は、シトロエンのラグジュアリーサルーンC6そのものである。


ロードノイズ、風切り音、エンジン音が三位一体

タイヤのロードノイズと風切り音とエンジンの音は、本来なら三種共別の音として認識するものだが、添加剤C.G-Lifeは、息の合ったトリオのアンサンブルのような心地良いサウンドに変えてしまうのだ!。


S.A、P.Aを次々と通過してしまうハプニング

多賀を出発して間もなくして、「一宮で止めて欲しい」と息子に頼まれていたのを忘れ、気が付いた時には中央道に乗り入れてしまっていたのである。次の恵那峡あたりで止めようと思っていたが、車の走りの快適さに心を奪われまたも通り過ぎてしまったのだ。

次々とS.AやP.Aを通り過ごし、ひどいもので駒ヶ根までも気づかず、とうとう諏訪湖までの二百数十キロをノンストップで走ってしまうというハプニングが起きてしまった。

深夜5割引適用の為に、当初八王子料金所に午前1時過ぎに入る予定を組んでいたのだが、逆に1時間以上も時間稼ぎをしなければならないほど余裕が生まれたのである。全く信じられないような事が起こり、東京の我が家には1時過ぎには着いてしまった。

給油は翌朝する事にしてその日はすぐに床についたけど、気温が20度を切っていたので寒くて寝付けず、毛布を引っ張り出してやっと寝られたのである。7月下旬に毛布が要るなんて生まれて初めだ。

トリップメーターは453キロとなっているが、燃料は果たして何リッター入るのだろうか?。37リッターであった。燃費は更に伸びて12.24キロと出た。途中サービスエリアで休憩してもエアコンを掛けていたので、正味のところ12.3キロは堅いだろう。従来の高速での平均燃費が10.8キロだから、13.9%も燃費が伸びた事になる。

後半は標高が1,000メートルを超える八ヶ岳の坂道を走ってのデーターだから、アップダウンの少ない道路だと15%まで伸びるかもしれない。

今回は一回目だったが、添加剤C.G-Lifeとカイザーオペル号の馴染みが進んだ時に更なる向上が見られるか?、今後も何度かデーターを取ってみたいと思っている。

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