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その30 「JAZZ喫茶メグで”Kaiser Wave”のイベント」


 秋葉原で寺島靖国さんにばったり出会いました。

 「寺島さん、お久し振りです」。

 『な〜んだ!、カイザーさん、最近冷たいね〜、私に三くだり半?、

 東京へ出て来たっていうのに、全然連絡くれなくって・・・』。

 「ごめんなさい・・・、寺島さんに聞いて頂くには、まだ音が出来上がっていなかったものですから・・・」。

 「でも、もう大丈夫ですよ、いつでもいらしてください」。

 
 『ところで最近はどう?、商売の方は?』。

 「有難うございます、おかげさまで儲かっています」。

 『呆れたもんだね〜、よくも、ぬけぬけと言うね〜・・・、こりゃ〜参ったな〜』。

 『自分で言ってりゃ〜世話はないよ、でも、商売は先ず儲かんなくちゃねぇ〜』。

 『今度ある企画で、変わった人間を取材する事になっているんだ、

 ちょうど良かった、打ってつけだぁ〜カイザーさんは、近いうち訪ねていくから』。

 
 「それはそうと、寺島さん!、

 ”カイザーゲージ”という音の良さを計る物差しを、

 近々発売しますので楽しみにしていて下さい」。

 『また、相変わらず難しい事をいうから、さっぱり分からないなぁ〜・・・』。

 「目で見て、音の良いポイントが分かる物なんです」。

 『また、ウソみたいな?、そんな簡単な物があったら苦労しないよ・・・』。

 「その内、段ボール箱に一杯それをアメリカに送って、

 オーディオショーの会場でばらまこうと思っているんですよ」。

 「そして、世界中の人達に、私が発見した音の良いポイントを見つける方法を訴えるんです」。

 
 『それまた、カイザーさん大きく出たね〜』。

 『そりゃ〜、楽しそうだ!、是非それ、うちのメグでイベント組んでくれないかな〜?』。

 「お安い御用です!、楽しくやりましょう」。

 『じゃ〜、話は決まった、3月下旬の日曜日にスケジュールを組んでよ』。

 というような事で、とんとん拍子に話が決まりました。

 

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