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オーディオエキスポ2000足早見学記


 11月16日〜19日東京国際展示場『ビッグサイト』にて開催された。オーディオエキスポ2000の様子を自分の持ち場を抜け出し足早にカメラに収めました。今年は出展メーカーの中でもケンウッド、ティアック、アキュフェーズと大きな会社が参加しませんでした。オーディオフェア-の在り方も根本から考え直さなければならない所まで来ているようです。

 ビジュアル、カーオーディオ、ミニコンのゼネラルオーディオ、ピュア-オーディオ、クラフトオーディオと雑多ですからお客さんの目的意識がつかみにくく、やっている方も大変疲れます。そんな事でAV&Villageは来年は独自に会場を借りてやろうということになりました。私もそのほうが双方のピントがハッキリ合って実のあることが出来そうな気がします。

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AV&Villageのメインコーナー

 高橋和正先生作の3WayMDFスピーカーを中心にジェフローランドのプリ、FMアコスティック811パワー、イオスのスピーカー、森の音工房のアンプやスピーカーも多数出品されていた。右の写真はRozenKranzの製品をメインに組んだカイザーサウンドのコーナー。

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 RosenKranzの3WayスピーカーRK-R(Perfect)パーフェクトモデルになりエンクロージャーはソフトメイプルからハードメイプルに変わり、更に音質はアップしました。

 4段のラックには信号の流れに沿って下から順にトランスポートはCECノTL-1X、コンバーターはマランツのプロジェクトD-1、パッシブコントローラーはローゼンクランツのC-1EX、パワーアンプはローゼンクランツのP-1EXという風にセットされている。

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 長野県松本のロイヤルオーディオのコーナー。38cmバーチカルツインが大迫力で鳴っていた。
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 デンマークのディナオーディオのブース大画面に”ホイットニー ヒューストン”のステージが映し出されていた、音は中々良かったのだが何故か口ぱくで、画面から声が聞こえて来ないのが不自然でした。

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 長野県松本市のフジゲンのブース。楽器が本業だそうだが、写真のようなディスクオルゴールを出品していた。日本で作られるのは初めてだそうです。豊かな音色は如何なる高級オーディオでも再生する事の出来ない素敵な音でした。卓上型オルゴールの美しい音色に魅せられついつい買ってしまいました。72弦で3曲入りで75,000円。

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 AV&Villageの総合司会をされた飯田 明氏。この方の話は魅力的で、評論家の中ではピカイチ面白いし、よく勉強している。歯に衣着せない語り口は貴重な存在である。

 MFBウーハ-ユニットのUp写真。検出用のコイルが見えます、これもすべて高橋先生が手巻きで作られるそうです。箱の附帯音のしない大変スッキリした音がします。箱が小さくても理論どおり行くと20HZまで再生出来るそうです。

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 ローゼンクランツのインシュレーターの説明をしている所です。この時はPB-BIGの音の威力に皆さんビックリしてました。特に水平方向のエネルギーの変化には会場にどよめきが起こると同時に、全員の方が狐に騙されたような顔をしておられました。片チャンネル側のインシュレータを前後180度くるりと向きを変えた時に振動の逆相状態になる訳ですが、片方のスピーカーから音が聞こえない程音が前に出て来なくなるのです。この現象は実際に体験した人でなければ絶対に信じて貰えないでしょう。

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 ナスペックのブース。右の写真はタオックの新型スピーカー二機種。小型2ウェイとトールボーイ型。タオックのスピーカー部門への進出はどうやら本気らしい。

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 チェコ製の300Bパラシングル、ゴージャスなデザインが先ず人目を引くが値段が安いのと、また音もかなり良かったです。日本とは貨幣価値が大きく違うのでしょう。同じくチェコ製の管球アンプKT-88が片チャンネル4本で30万円を切っていた。とにかく安い!。

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 パストラルシンフォニーのスピーカー去年初めて音を聴きましたが大変生きの良い音がします、珍しく音の良いスピーカーです。

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 イーディオのコーナー。スピーカーに皮製の洋服を着せたオブジェスピーカー200万円だが売れたそうである。世の中色んな人がいるものです。天然大理石をくり貫いて作ったスピーカー、台湾で作っているそうです。

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 ナカミチのブースサウンドスペースー1・・・・・・・58,000円。このたびはデザイン面で一際目を引きました。奥行きが殆ど無いので枕元において聴くのに私自身欲しくなりました。特にスピーカーのパンチングメタルが気に入りました。これは自立スタンドを付けてセットした様子・・・・最初から付属です。

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B&Oの物真似臭いけど、しかし魅力的なフォルムです。3連奏CDチェンジャー。

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 パイオニアの薄型ミニコンポ・・・・この手のデザインが今年は目立ちました。


 完実電気のブース。スピーカーはレベルオーディオ、アンプはオーディオリサーチ。

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 タイムロードのブース。ジャーマンフィジックスのスピーカー・・・・BORDERLAND/360万円(pair)無指向性ならではの遠近感の優れたそして澄んだ音が印象的でした


 村田製作所のブース。B&W-801ノーチラスに自社のスーパーツイーターをマイクロフォンブームスタンドにつけて、デモをしていました。

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