トップ情報日本国民は日本という国をどんな国にしたいのか?>大阪府市統合本部がスタッフ公募 霞が関若手官僚が合格

大阪府市統合本部がスタッフ公募 霞が関若手官僚が合格

2012.3.3 00:22 MSN

大阪府と大阪市の共通の政策課題や改革の意思決定機関となる「府市統合本部」が民間ブレーンの特別顧問を支えるスタッフを公募したところ、75人の応募があり、選考の結果、現役の若手官僚ら数人が合格していたことが2日、分かった。特別顧問の元経済産業省官僚、古賀茂明氏が、同日付の自身のメールマガジンで明らかにした。

統合本部は合格者の出向を求め、副本部長の橋下徹大阪市長が大臣あての親書を国土交通省や経済産業省などに提出。橋下氏は2日、「エリートが集まる霞が関のメンバーが『大阪でやってやるか』と思ってくれたのはありがたい」と話した。

古賀氏はメルマガで「失敗すれば、その後の昇進で差別される可能性が高い。リスクを冒してでも挑戦しようとする勇気に心から敬意を表したい」と絶賛。一方、橋下氏は、省庁側は「優秀な職員を出すのは痛いだろう」と話し、実現困難との考えを示した。


橋下徹大阪市長の打ち出す必殺技の数々には驚かされるばかりだ。やくざの父を持ち同和地区で育った、彼の目に映り体験した事を反面教師にして生きて来たのが手に取るように分かる。普通ならそうした生い立ちを公開すること自体が不利に働くものと誰もが思うものだが彼は違った。

小さい頃から母親一人に育てられたそうだが、文武両道を志し、ラグビーと勉強に明け暮れ、弁護士となって法律を盾に真っ向から歪んだ政治を正すんだという姿勢が痛いほど伝わって来る。

そこらの政治家とはど性骨が違う。腹が据わっているどころか、命を賭して戦っているのがハッキリと分かるからである。戦国の武将を見ているようである。その男の中の男に惚れた若手霞ヶ関官僚が、改革に手を貸したいと願い出た事が信じ難いと共に嬉しい思いがする。

出向なんて、スパイにも逆スパイにも成りかねないような立場は止めた方が良いと思う。どちらにとっても良い事は無い。この点だけは訝しく思う。

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