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長嶋茂雄モデルのシューズ


 深夜にテレビのチャンネルを変えていたらスポーツ用品のコレクターとして有名な方のところへ若い女性アナウンサーが「長嶋さんのお宝品は何かありますか?」とマイクを向けている所でした。「いや〜・・・今や、長嶋さんは大変なブームですから、物不足で何も無いですよ」。「あ!そうだ、デサントさんへ行って聞いて御覧」、「あそこへ行けば、長嶋さんとはつながっているから」との事。

 そこで、一目散にデサントへ向かい、担当の方を捕まえ、「長嶋さんに関する商品で何かありませんか?」。「・・・う〜ん、以前に長嶋さんの希望をデザインに取り入れたスポーツシューズを3,000足限定で作ったのがあったんですが、そういえば倉庫のあちらの方でチラッと見かけたような気がするんですが、どうぞ構いませんから見てみてください。

 そういわれた彼女はダンボールに書かれた名前を見ながら探し、そこで黒いマジックで長嶋と書かれたダンボールを発見!。勢いよくテープをはがしたら、黒とオレンジのジャイアンツカラーのシューズが出てきた。憎い事に足の甲のところに数字の3がデザインされている、そこで残り300足余りしかない貴重品だという、特に長嶋さん本人のサイズである27センチだけ極端に数が少ない。あおるじゃありませんか。

 ここで私は初めて通信販売であることに気がつきました。気がついた時にはもう遅い、そこには、すぐに”0120”をダイヤルしている自分がいました。まんまとはめられました。消費者心理をついた巧妙な販売方法にはタダタダ感心するのみでした。これらも通信販売の発達しているアメリカのそれと同じでした。しかし、私は根っからの長嶋ファンですから、それがまんざらでもないんです・・・ふふふ。

届いたばかりの長嶋バージョンのシューズ

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