トップ情報最近のニュース最近のニュース2004>音の違いが凄く出た単三アルカリ電池

音の違いが凄く出た単三アルカリ電池


 深夜の1時ごろコンビニで一杯買い物して帰って来た息子が、『この水飲んでみて!』と言って差し出したのが日田天領水という名の大分の水です。舌触りは滑らかそのものなんですが、無味無臭で何故か飲みたいというシグナルを身体が発しません。我が家の拘りの特性パワーウォーターの方がずっと美味しく感じます。この日田天領水は主役というより水割りを作る時などに適した脇役が似合うようです。

 おっと!、のっけから脱線しそうになりましたが、今日は水ではなく乾電池の話です。その後、更に『音の違いを聴いてみて!』と言って、東芝、パナソニック、ソニーの三種類の単三アルカリ電池をディスクマンで聴かせてくれた。

 私にとって乾電池の聴き比べは初めての試みです。CDプレーヤーはソニーの一番安いグレードの物ですが中々良い音がします。1個ずつ持った手ごたえではパナソニック、ソニー、東芝の順で良さそうな感じがします。


 『そう思うでしょう?、じゃぁ2本ペアーで持ってみて!』。

 「あれ、ペアーだとソニーが良さそうな感じがするネェ」。

 『でしょう!』。

 『実際に音を聴き比べてみてよ』。

 「O.K!、じゃぁ、ソニーから聴かせて貰おうか?」。

 「これはクールなソニーサウンドとは違うネェ!、

 暖かくて何ともいえない私好みの音楽性豊かなものだよ!」。

 「次はパナソニックです、

 ソニーに比べると歌と音楽が一つに解け合う感じが薄れてしまいました」。

 先ほど飲んだ水の味と良く似た印象です。

 
 「東芝はというと、バックの音楽がしゃしゃり出過ぎて歌手の声が埋もれ気味に聞こえ、これは頂けません」。

 結果は意外や意外、乾電池では人気の薄いソニーがダントツに音が良かったです。

 バックの演奏とSarah Mclachlanの澄んだ歌声がきれいに解け合って、

 美しい旋律が心地良い幸せな感じを運んでくれます。

 しかし、2本という偶数での試聴結果ですから、

 奇数での使用時にはまた違った結果になる事があるかもしれません。

 乾電池一つでもこのように奥が深いのです。

 これをきっかけに、『加速度順序』なるものを「皆さん実体験してみませんか?」。

 お手持ちのヘッドホンステレオで2本の乾電池の順番を入れ替えて聴いて頂きたいのです。

 抜けの良い順番に設置された方が断然音が良いのが分って貰えるでしょう。


 当社のインシュレーターでもそういう事がしばしばあります。

 オスとメスのペアーで使うREXUやBIG等でもペアーの組み方で音の良さに違いが出て来るんです。

 一番音の良い物であっても3個使いや6個使いになった時には相性の問題があって、

 決して同じ結果にはならない事がしばしばあります。

 何事もバランスが大切なのです。


back