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長崎観光


 南蛮渡来の文化に興味があるものですから、長崎県の平戸へ旅行気分で訪ねるのです。それ以外には予定があるわけではありませんので、途中で目に止まった物があれば、しばしそこでのんびりといった今日は気まぐれの一日です。

 別府から湯布院にかけての牧草地の山あいの景色は本当にきれいです。

 「なれるものならこの地の牛に」と思うほどうらやましく感じます。

 それぐらい新鮮な空気と緑の大地なんです。

 先週行った北海道の室蘭あたりを車で通った時の雰囲気にどことなく似ていました。

 
 佐賀県のあるサービスエリアで食べた”チャンポン”の味が忘れられないほど美味しかったです。本当は長崎県に入ってから食べようと思ったのですが、その日は勘が冴えていたのか大正解でした。思わず厨房の奥に見えるコックさんに向かって「今まで食べたチャンポンの中で一番美味しかったですよ!」とお礼を言いました。

 かれこれ1時間ほど走ると佐世保に着きました。ガソリンスタンドで給油と洗車をしている間に新聞に目を通していると、昨日長崎の造船所で11万トンを超える世界一の豪華客船が進水したというニュースが載っていました。茨城、北海道を結ぶ13,000トンのフェリーについ先日驚いたばかりでしたので、その10倍近い大きさの船とは一体どんな物なのかこの目で見たかったです。これは1日違いで見逃したので残念でした。

 平戸まで海沿いの道を通るか、山あいの道を通るか迷いました。普通なら景色の良い海沿いを選びそうですがなぜか今日は山道を選んだのです。ちょうど中間地点の峠を超えて下り始めたかという時に変わった山肌が見えたので車を止めて写真に収めました。

顔に見えませんか?

 もうすぐ平戸というところで今度は大きなカブトムシの看板が目に飛び込んできました。昆虫の里たびらという町です。おみやげ物売り場の中にクワガタムシの幼虫が2,000円弱で売られていました。


 たびらから平戸まではもうすぐでした。坂を下りて行くと目の前に平戸大橋が目に入って来ました。長崎の地形は大変入り組んでいて入り江が深いのが特徴です。したがってほとんど平野が無く、家の大半が山の斜面に建っています。

向こうが九州本土、手前が平戸

 市役所を訪ねて平戸の歴史を教えて貰いました。

右上の建物が市役所。石の橋これも南蛮渡来の技術だそうです。

 帰りは玄界灘の海岸沿いを松浦、唐津を経て、福岡へと向かいました。松浦市には東洋一の火力発電所があり、それらの恩恵かすぐ近くには信じられないような金の掛かった公園がありました。


 その日の夜は福岡の中州で何度食べても美味しいモツ鍋で元気をつけました。給料明けの花の金曜日ですから、中洲の夜の街は身動きがとれないほど混み合っていました。先週行った札幌の町にも元気を感じました。今、日本で活気があるのは、真ん中の東京と北の札幌と南の福岡の3ヶ所のようです。


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