11月29日から始まったNHK日本の歴史連続ドラマ「坂の上の雲」は、明治の時代を生きた伊予松山出身の偉人3人を描いた物語です。
日本騎馬の父と称される将軍秋山好古、その弟である秋山真之はバルチック艦隊を破った海軍戦略家、また俳人として有名な正岡子規は真之と竹馬の友としても知られている。
父から「自分が通っていた北予中学の校長は陸軍大将だった」と聞かされていました。文武両道の校風に惹かれて私もその高校へ行きました。
野球の部活も終えた3年の秋、緊張の糸が切れたのか、悪友数人と喫茶店でタバコを吸っていたところを他校の補導の先生に見つかって謹慎処分になりました。
他の者は自宅謹慎でしたが、私は一人で月宿していたので、監視の目が行き届かないという理由で特別に校長室での謹慎を命じられたのです。
そこに秋山校長の書があったのを記憶しています。後で知った話ですが、馬に乗って通った6年無遅刻無欠勤だったそうです。