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ラスベガス初日

ラスベガス空港には昼過ぎに着いたせいか、抱いていたネオン華やかな街のイメージとは違っていて、ちょっと拍子抜けした感じです。日本と同じくここにも「不況の影響があるのかな?・・・」との印象を持ちましたが、それが夜ともなると、カジノを中心としたホテルの中は歩くと肩が触れるほど活況を帯びるのです。

 

CESの視察は明日からなので、とりあえずホテルにチェックインを済ませ、一服した後、同行のK氏の案内を受けながら昼の町並みを散策しました。ラスベガスに来たからにはミュージカルなりショーを見たいので、ガイドブック片手に演目探しから始めます。

お茶を飲んでいる傍らでオープンカフェの一角で、やおらライブが始まりました。ピアノの弾き語りでビリー・ジョエルをやってくれるのですが、その下手糞ぶりたるや我が耳を疑いたくなるばかり。

Oh! No! 止めてくれと叫びたくなるほど・・・

コーラの炭酸が一気に抜けてしまったかの味に変容したのには飲むのもやめてしまった。耳汚しもひどいものです。アメリカも地に落ちたかといぶかしがりましたが、その夜の出演者の歌と演劇の上手さは群を抜いていて、さすが厳しいオーディションを勝ち抜いて来ている超一流揃いです。この差は一体何なんでしょう。アメリカは上にも凄いが下もひどいです。

その舞台装置、衣装、何をとってもスケールの大きさには驚かされます。今日の夜は「オペラ座の怪人」に決めました。サラ・ブライトマンが一躍大スターになった有名なミュージカルです。

席による値段の違いを尋ねると、安いところは49ドル、でもさすがにその安いのは売り切れていて、あるのは100ドルから一番高くても170ドルとのことなので、迷う事無く一番高い席を奮発しました。

実際に席に着いてみると前から3列目、少し左ですがほぼ中央に近い席で正にかぶりつき。これ以上の事はありません。開演まで30分ほどありましたが、会場の雰囲気を楽しんでいたらあっという間に時間が来ました。撮影は禁止なのですが、開演前の会場内の天井と客席をパチリと2枚。

 

テーマ曲に乗って真っ赤な緞帳が開くや否や、会場中央の天井に吊り下げたあったスペースシャトルのようなワゴンが爆発音と共に、凄いスピードで頭上を越えステージに舞い降りました。

ワクワクドキドキ度肝を抜くオープニングです。英語の読解力がプアーな為に大半は分からない事ばかりでしたが、パリのオペラ座を模して作られたというホールの雰囲気は素晴らしかったです。

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