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トヨタ車リコール530万台に拡大

北米で生産したアクセルのパーツ不良により、そのまま使っているとアクセルが戻らなくなるという内容だ。車を乗る者にとってはそれ以上怖いものはない。

昨秋のフロアマットの件と合わせての数字ではあるが、その530万台という数が如何に大きいものかというと、昨年トヨタが米国で販売した新車177万台の3年分の数字なのである。

1台あたりの修理対応費が仮に2万円掛かったとすると、一兆円以上にもなる大変な金額だ。故障の少なさと、安全性をバックに”信頼のトヨタ”で業績を伸ばして来たわけだが、ここへ来て一気にトヨタのイメージが落ち始めた。

これはトヨタだけの問題ではなく日本国にとっても大きなダメージ。日本の物作りは利益追求だけに走るものではなかった筈・・・。どこかに慢心があったのではないかと思わずにはいられない。

それを尻目に、つい先日フォルックスワーゲン&スズキグループがトヨタを抜いて世界販売台数1位に躍り出ることが判明した。

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