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根津神社のさつき祭り

文京区にある根津神社のさつき祭りに行って来ました。本郷通りと不忍通りの間にあって東京大学のすぐ隣です。連休なので人出も多く、神社の周りをほぼ一周したあたりでやっと駐車場を見つけました。

露店も多くかなりの賑わいです。鳥居をくぐりはしましたが、どうやら私達が入ったのは表参道ではなく裏口のようでした。本殿への参拝には行列を成していてお参り出来るには20分ほど掛かりました。

その間本殿の造りを眺めていると一般の神社とはどこか違うような雰囲気があります。それは飾りとしてふんだんにちりばめられた卍の印がそう思わせたのでした。この根津神社は神仏一体として崇められて来たのでしょう。

 

カイザー数字の105円のお賽銭にて参拝しました。社務所で頂いたしおりには次のようにご由緒として紹介されていました。

根津神社は今から千九百年余の昔、日本武尊が千駄木の地に創祀したと伝えられる古社で、文明年間には太田道灌が社殿を奉建している。 江戸時代五代将軍徳川綱吉は世継が定まった際に現在の社殿を奉建、千駄木の旧社地より御遷座した。明治維新には、明治天皇御東幸にあたり勅使を遣わされ、国家安泰の御祈願を修められる等、古来御神威高い名社である。

○御祭神
須佐之男命・大山咋命・誉田別命 ○相殿 大国主命・菅原道真公

○御社殿
宝永二年五代将軍綱吉は兄綱重の子綱豊(六代家宣)を養嗣子に定めると、氏神根津神社にその屋敷地を献納、世に天下普請と言われる大造営を行なった。翌年(1706)完成した権現造りの本殿・幣殿・拝殿・唐門・透塀・楼門の全てが欠けずに現存し、国の重要文化財に指定されている。

○例祭(九月二十一日)
六代将軍家宣は幕制をもって当社の祭礼を定め、正徳四年江戸全町より山車を出し、俗に天下祭と呼ばれる壮大な祭礼を執行した。現存する大神輿三基は、この時家宣が奉納したものである。同じ格式による山王祭、神田祭とあわせ江戸の三大祭と言われている。

その三基の内の一基の神輿を見る事が出来ましたが、今まで見た金の中では最高の輝きで、それはそれは素晴らしい類稀なる黄金の輝きでした。さすが将軍様が奉納された神輿には次元の違いを感じました。

境内のつつじ苑には色とりどりのつつじが咲いています。

 
 
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