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日本の原風景

来島海峡の魚を食べに千年松へまたもや行きました。翌日は金比羅参りと讃岐うどんの予定。今回は仕事よりもグルメツアーと言った感が強い出張です。観音寺に宿を取り朝早くから金比羅参りです。

観音寺から金比羅さんへ向けて車を走らせているととても良い気分になって来ました。道路も不自然に真っ直ぐではなく自然の地形に沿って出来ているので目に入る情報と車の動きが一体となって流れる感じです。これは本当に気持ちのいいものです。

子供の頃にタイムスリップさせてくれるかのような田舎の原風景その物が今にして残っているのです。それはまるで昭和30年代前半の景色と一緒です。これは驚くべき事です。道沿いに建っている家には必ず納屋や蔵があり、広々とした敷地には300年は持ちそうなしっかりとした作りの純和風の田舎の屋敷ばかりです。

よそから引っ越して来たであろう現代風の雰囲気の家もなく、また商店も一軒も見当たりません。その景色はかれこれ5キロは続きます。この近辺の方達は買い物はどこでするのだろうと心配になるほどです。

景色を楽しむ為に車を止めて一休み、そして何枚か写真に収めました。金比羅さんがすぐそこに近づいて初めてコンビニを見かけました。そのコンビニを見て思い出したことがあります。ファーストフードのマックや吉野家も撤退してしまうほど香川県人の金銭感覚はしっかりしているそうです。

美味い、速い、安いの三拍子揃ったうどんで鍛え上げられているからです。そのうどんですが、一杯160円で食べられるのですから本当に驚きです。

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