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米単独でビンラーディン殺害容認の密約…英紙

【イスラマバード=横堀裕也】英紙ガーディアン(電子版)は9日、米国がウサマ・ビンラーディンをパキスタン国内で発見した場合、パキスタンは米軍による単独作戦を容認するとの密約を、米パが結んでいたと報じた。

同紙によると、密約は2001年末、米軍がアフガニスタンの山岳地帯でビンラーディンを取り逃がしたのを機に、当時のブッシュ、ムシャラフ両大統領の間で結ばれた。ムシャラフ政権が文民政権に移行した後の08年にも密約は更新され、米軍が単独作戦を敢行した場合、「パキスタン側が表向きには抗議する」点でも合意していたという。

パキスタンのギラニ首相は、9日の国会演説で米軍の単独作戦について「遺憾」の意を表明していた。

(2011年5月10日18時44分 読売新聞)

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