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GM、リコール3000万台超に

日本経済新聞 2014/10/5

【ニューヨーク=共同】米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)は4日、2014年に公表したリコール(無料の回収・修理)の世界累計が計3千万4036台となったと発表した。

部品の欠陥などで乗用車5車種、計約6万台のリコールを新たに公表したことにより、リコールの累計が3千万台を超えた。

GMが14年公表したリコール台数は、13年の販売台数である約971万台の3倍以上で、年間で最多となっている。

4日に公表したリコールのうち「ポンティアックG8」の08〜09年型などセダン2車種は、運転時に膝が接触して点火スイッチの鍵が動き、パワーステアリングが利かなくなるなどの恐れがある。1件の関連事故が起きたが、けが人は報告されていないという。




最近のリコールの数には驚かされる。一言で言えば、グローバル化がもたらす弊害である。部品の共通化は生産時に於いてはコストダウンをいうメリットがある。

しかし、ひと度不良が発生すると将棋倒しのように多くの車種に波及する。度が過ぎたコストダウンは作る側にとっても買う側にとっても良いことはないようだ。

モノ造りも考え直す時が来たのではないだろうか。

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