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ボールをヒットした瞬間のバットのしなり

ボールのインパクトの瞬間を見事に捕らえている。

このしなりこそがエネルギー。

12日に5打点の活躍をした中日の平田選手。

鍛えられたアスリートの筋肉は美しい。


腰が引け気味なのは、イメージした球より少し遅かった為であろう。曲がりの大きなカーブだと、投手の手から離れた時には自分の身体に向かう軌道になるのでもっと大きく身体が開く筈だ。

この写真では少し開きかけてはいるものの、粘って腕を伸ばしボールにバットを上手く合わせたバッティングだ。だからこのフォームからは強振していないのが分かる。

それでも、これほどバットがしなる事に驚きを禁じ得ない。


野球経験者には常識であるが、バットには板目部分にメーカー名がブランデッドされている。折れないように正目で打つ為の目印の役割をしているのだ。その刻印を上に向けてバットを握るのである。

その曲がり難い筈の正目にも関わらず、これだけのしなりが生じる事に正直ビックリしたのだ。

私が常日頃から言っているエネルギーとはこのしなりの事だ!

楽器もこのしなりのエネルギーを発しているのである!

オーディオ機器も然ることながら、部屋の床材・壁材も含んだ周辺のアクセサリー等のあらゆる物が、オーディオの奏でる音・音楽と関係しているのである。

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