トップノウハウ加速度組み立ての効果の種類>そのE・・・スピーカー偏(Dynaudio Confidence C1の加速度組み立て)

そのE・・・スピーカー偏(Dynaudio Confidence C1の加速度組み立て)

福島県のA.Sさんから次のように、
Dynaudio Confidence C1の加速度組み立てを頼まれました。

所有しているこのConfidence C1は
左右のバランスがよくないように感じられるので
どうか作業、診断よろしくお願いします。

システム

・アンプ YBA PASSION Δ Integre LDT
・CDP アンサンブル DIRONDO 
・DAC dcs Delius

その原因を音を聴きながら探り出しました。
写真左が持ち込まれた状態のものです。
左はウーハーとツイーターのエネルギーの方向がほぼ揃っていますが、
右側はウーハーとツイーターが正反対を向いています。
右はユニットのエネルギーの方向を是正した後の写真です。

左のウーハーを反時計方向に60度、
右のウーハーは天地180度ひっくり返しました。
これで左右のエネルギーが揃い全体に音場が広がります。
勿論ボーカルはセンターにピタリと定位するようになりました。

同じ波動に乗らないとエネルギーは増大しません。
今回の場合は最悪のパターンです。
何もディナのスピーカーに限った事ではなく、
こうした事はすべてのスピーカーメーカーにある事です。

スピーカーメーカーは私のように、
スピーカーユニットに於けるエネルギーの方向など考えた事もないし、
また、この話を聞いたとしても、
信じる事など決して無いでしょう。
従って購入者は左右不揃いの物を買わされている事に繋がるのです。
しかし、その事が不誠実であるかというと、
決してそうではありません。

私のやっている事の方が進み過ぎているのです。
私は自分で疑問に思った事は、
とことんやらないと気が済まない性分なのです。
私の使命は「音のカラクリの解明」にあります。

何故多くのオーディオマニアは機器を繰り返し買い換えるのか??

そこには一定の理由なり原因が存在する筈だ! 
というのが私の着眼点です。

すべてはそこから始まっています。

だから、カイザーサウンドでは、
ユニークな発明や発見が目白押しなのです。

← Back     Next →