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ハンドメイド・ケーブルの研究跡

優れた性能と芸術性豊かな製品を創るには、

才能は勿論の事、たゆまぬ努力も要ります。

ローゼンクランツ・ケーブルのモノ作りの一端を紹介します。


どんな長さを、

どちらに向けて、

どれと組んで、

どの程度の強さで、

どういう理由で、

どう捻るか?


これら全てに設計図が存在します!

同じ素線にも係わらず・・・

データーが正しく反映するには、

先ず一つのファクターを固定する必要があります。

起点がずれるとデーターがデーターになりません。

ローゼンクランツは20数年、

素線径を0.5ミリを基軸に0.1ミリ幅に固定しています。

人の声の帯域が狂わないからです。


狙った音が作れるようになるまで、

傾向や法則性を掴むまでやり作り続けるしかないのです。

必死にやっていると昼夜逆転する事はしょっちゅうです。


どこをどう変えても、音も音楽表現も変わります。 

即ち、一つひとつに命があるのです!

そんな地味な実験の積み重ねがこの写真です。


スクラップ屋へ持ち込んだ時のものです。

2年で66キロになりました。

キロ230円だったので15,180円。

つらい別れの瞬間です。


しかし、どれひとつとっても無駄な試みはありません。

その都度、何かを掴んでいます。

素晴らしい製品である為の、

絶妙の塩梅はこうして生まれるのです。


ローゼンクランツは圧倒的性能と芸術性を追求します!

ローゼンクランツ製品に手抜きはありません!

ローゼンクランツ製品にご期待下さい!