音の高性能化が招くストレス
オーディオの音で悩む人は増加の一途です。インバーター家電の影響による音の滲みが原因に挙げられます。又、機器の性能向上による音のワイドレンジ及びフラット化もそうです。特にフラット化は人間の認知脳との相性が良くありません。
これは性能を上げた結果起きる問題です!
善を行ったはずなのに悪い結果になった!
性能過多が招く不幸な副作用であります!
今主流のトールボーイスピーカーもハンドリングが大変です。エンクロージャーの高さと幅の寸法比の乖離が、振動の足並みを狂わせ音楽のテンポを崩します。身体は正直だから拒否反応を示します。そして次に採る行動は決まっています。
機器、ケーブル、インシュレーター等の買い替えに頼り、更なる性能アップで解決を図ろうとします。氾濫する情報に惑わされ繰り返している内に、何がどうなったのか分からなくなるのです。音というものは何をやっても変わります。
テーマは、「音楽の感動を伝える時代」
オーディオアクセサリー誌153号を皮切りに、私のオーディオクリニック行脚で得たノウハウの集大成を4回に渡って公開する運びとなりました。
悩めるオーディオファンのための
誰もが共感できるガイダンス作り
何をどうしたらどうなる! という理を得ずして、
解決が図れるほどオーディオは容易くありません。
正しいセッティングが如何に大切か!
良くないセッティング状態の中で試聴し、A・Bどちらの商品を買うべきか! の判断をすると、個々の音は良くなるかもしれませんが、音楽が楽しめなくなる方向へ行くのは間違いありません。
例えば、低音が膨らみ気味の状態だったとすると、低音が痩せ気味のケーブルがシックリ来るといった塩梅です。この方法は、不安定な“やじろべえバランス”となるので、音楽のジャンルやソフトの適合性を欠く事になります。
誤りのはずの答えを正解と思い込む事が怖いのです!
インシュレーターの一番の役どころはスピーカー
特に性能の優れたインシュレーターによる振動対策は欠かせません。音楽にとって優先されるべきはテンポとリズム! その部分に最も効果が大きいのがスピーカーの足元のインシュレーターです。
オーディオに最も重要なのはスピーカーセッティング!
それを確立させ、手堅い王道スタートを切るべきです!
スピーカーセッティングとインシュレーターの設置テクニックによって、スピーカーの低・中・高音のエネルギーバランスまでこなせるのです。これがカイザー・オーディオクリニックの奥義であります。
オーディオクリニックの目的は、自分のシステムのベストの音を知る事にあります。そのリファレンスとなる音を頭に叩き込んでおけば、いつでも原点に戻れるからです。その中で自分なりの音作りをして行くのが賢明と言えるのではないでしょうか。
不満の中で、あれをどうしよう? これをどうしよう?
ステレオいじりに明け暮れるのは如何なものでしょう・・・
羅針盤無しの航海は必ず遭難に繋がります!
カイザー・オーディオクリニックを是非受けて下さい!