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長さ 105は0.1カイザー(10.5cm)、157.5は0.15カイザー(15.75cm) | |||||||||||
価格は税込価格です。 | |||||||||||
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信号の自然な方向性を確保し リアルな再現力を持つ |
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井上 千岳 | |
あらゆる項目にわたって方向性を揃えることで、信号の自然な通りを確保することができるというローゼンクランツの思想によって作られたジャンパー線である。 確かにスピーカー付属のショートバーには疑問を感じることが多いが、それだけにユーザーからの要望も強かったのであろう。贅を尽くしたジャンパー線の完成である。 導体はもちろん、被服、Yラグにいたるまで、ことにYラグは上下裏表まで方向性を管理して作られている。 105mmという一見中途半端な長さにも意味があるのだ。 |
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音質傾向 | |
指定どおりにスピーカーケーブルの上側にこちらのYラグを乗せる形で接続する。 信号の通りが滑らかで、ピアノのタッチや余韻が瞭然としてくるのが分かるのだ。 特に低域の把握力が高まり、瞬発的な音の立ち上がりが改善される。 コーラスでは声の質感がリアルになる。 ことに低域の質感に変化が大きい。 接続の仕方でも音が変わるので,注意が必要である。 |
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オーディオアクセサリー・・・96号より引用 | |
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ローゼンクランツ・バイワイヤリングジャンパー線 信じられないジャンパー線とアタッチメントの世界 |
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村井 裕弥 | |
僕はバイワイヤーが苦手 マニアの皆さんは、本当はどう思っているのだろう。バイワイヤー接続を実行している人って、どれ位いるのだろう。藤岡先生のように、パラドライブするというのなら分る。本格的マルチの効用も知っているつもりだ。 しかし、バイワイヤー接続というのは、どうもよくわからない。「本当はメーカーもバイワイヤーにしたくない」とか「こうしないと売れないから、嫌々バイワイヤーにしている」ならまだしも「ケーブルが2倍売れるから」といった怖い噂も飛び交っている。(あくまで嘘ですよ。石を投げないで) あのカイザーが、ジャンパー線を作った そんな僕に「ジャンパー線のレポートを書け」と、編集長は言う。「ええっ。僕はバイワイヤーのスピーカーは嫌いなんですよ。メイン・システムは、シングルワイヤー・オンリーのに買い変えちゃったし」「でも、まだサブ・システムで1組残してるんだろ。それを使えば、テストできるじゃない。それに、これがうまくハマれば、これからバイワイヤーのスピーカーも使って行けるわけだし」 お客を巻き込んで、大試聴会 カイザーサウンドといえば、素材の徹底した方向管理。本誌読者に改めて説明する必要はないだろう。(もし知らない人がいたら、1月号の72ぺーじを読んで)。しかし何と言っても、たかだか数センチの電線である。これを方向管理か。ウーン。これ、左右ペアーで3万円もする。「はたして、それだけの価値があるものか」。自分ひとりでグワーッと集中して聴くと、違いがわかったような気になりがちなので、オーディオに無縁なお客も巻き込んで、一大試聴会を開催する。そして、何をしたのか(換えたのか)説明なしで、音だけを聞いてもらい、メモを提出してもらう。
カイザーサウンドの原点、スピーカーアタッチメントも試す しかし、このお客さんはさらに腰を抜かすことになる。カイザーサウンドから、もう一つ”秘密兵器”が届いていたのだ。スピーカーアタッチメントSP-52.5。名前からは想像のつかないアクセサリーである。要するに、スピーカーケーブルとスピーカーターミナルの間に入れて、音を良くしようという製品だ。 「そんなバカな。シンプル・イズ・ベストだ。信号経路をシンプルに短くするのが、イイ音への道。そんなものを入れたら、その分、電気が余分なところを通って」。しかし、わが家に来ているお客さんには、そんなオーディオ知識はない。大体何を変えたのかさえ知らせていない。3人で、(黙りこくり)ひたすらメモを取っているだけなのだ。
しかし、それから数日後、広島から更に宅配便が届いた。あけてみると、またスピーカーアタッチメントが出てくる。貝崎社長いわく、「前回送ったモデルで、ほんの少しひっかかっていたところが解消されました。名前はSP-52.5パーフェクト・モデル。左右ペアーで79,000円です。ぜひ聞き比べてください」。 お客さんをまた呼ぶわけにはいかないので、やむをえず奥さんと二人で聞く。これと比べると、あんなにマイルドに聞こえた4がとげとげしく感じられるから不思議。スピーカーアタッチメントのわずかな改良だけで、エネルギー感が増し、谷川の清流がほとばしる如く、音楽が宙に舞う。これを「安い!お買い得」とは書きにくいが、絶対に他のものでは得られない。 |
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ジャンパーケーブルの特徴と、ご使用に当たっての注意点を説明いたします。 |
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特 徴
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構 造
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Y端子を30゜以上曲げると、折れる事がありますので、ご注意ください。 |
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Wooferへ入力する場合はアタッチメント及びジャンパーケーブールは下から上へ方向をして下さい。 |
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スピーカーターミナルにアタッチメントが先に直に付くようにそしてその上からジャンパーケーブルを入れて締めて下さい。これでお互いのケーブルがアンプからの信号を接点ロスが少なく結線出来ます。 |
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