この度発売のローズキャップは、今までの保護キャップやショートピンとは全く発想が異なる画期的な音質と音楽性向上アイテムです。
ピン端子の保護カバー類というのは、狭い間隔で隣り合ったスペースに収まるサイズにしなければならない制約があるので、大型の凝った形状にする事は出来ません。
その為、電気の問題と振動の両方の問題について、高度な音楽性のレベルで解決出来るだけのショートピンを誕生させるのは不可能と言っても過言ではありません。
何故ならば、直接、電気と振動の両分野に効いてしまうショートピン方式は、サイズ的にどうにもならないレベルの制約のせいで、「二兎追う者一兎をも得ず」となり、音の性能面で向上すれども、それが却って音楽のバランスを崩してしまう宿命にあります。
従ってショートピンではなく、保護キャップでありながら振動と電気の問題の抜本的な解決と、バランスの両立を図れるような物を用意する以外に道は無いという事になります。
このように実現可能な幅の中で音楽性を獲得する為には、"戦略的な取捨選択の視点から物理構造や実使用状態を深く考慮"し、既存のオーディオ論を根底から覆す「革命的音質向上アイテムまで進化したピン端子保護キャップ」でなければなりません。
それが今回発売する Rose cap であります。
Rose capには方向性管理が成されています。基本はバラの花びらの間隔の狭い部分を上にして使いますが、その向きを微妙に変える事によって音楽のノリやタメの表現もコントロール可能です。
又、差し込み具合の深さ浅さにより、リズム感のニュアンスから低・中・高のエネルギーバランス、更には音像のステージの大きさまで、オーディオのありとあらゆる要素を自由自在にバランス調整出来ます。
これによってどのような音の効果が得られるかといいますと、とにかく自然な音になります。具体的には良質なビンテージサウンドにみられる繋がりの自然さであり、アナログ技術が成熟していた当時の生音的な音圧感と真にリアルなS/N感であります。
オーガニックな素材が多用されていた時代にはあった、各楽器と人間の声に関する自然界に本来あるべき、本能でこれが音楽だ! と感じさせる揺らぎ、オーディオで最後のゴールとされているこれらの諸問題を、機材のグレードや規模に関係なく解決します。
ローズキャップは、8個セットで8,000円(本体価格)です。
2012/07/01 新発売