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From: N.N
Sent: Tuesday, February 11, 2014 18:55 PM
To: info@rosenkranz-jp.com
Subject: インシュレーターの購入について
貝崎様
初めてメールさせて頂きます。
埼玉県のN.Nと申します。
2008年後半に試聴室にお邪魔させていただき
「三波春夫」のCDを聞かせていただいたことがあります。
遅くなりましたがありがとうございました。
今回、インシュレーターについて購入を考えています。
理由:聴いている音に鮮度がなくなりだんだんと音に
・満足が得られなくなってきました。
・年齢も65歳で聴覚も劣化してきていると思っています。
予定している場所はスピーカーとスタンドの間です。
スピーカー:B&W 805S
アンプ:ラックスマン L-509u
現在、スパイク受けにPB-Point Basieを使用しています。
・これをスピーカーとスタンド間に入れてみましたが
・歯切れが悪くなり元に戻した経緯があります。
・カイザーゲージでいろいろ試しました。
(これからも試していきたい)
(STB-5のCDスタビライザーも購入して聴きましたが、
私の求めている音色ではないので使っていません)
私がいつも聞いているジャンルは、
1. 歌謡曲(昭和歌謡)
2. イージーリスニング(昔FMのジェットストリームのような曲)
3. 時々ジャズ
主にミュージックバードで聞き流しが多く、また、DATで昔FMを
エアチェックした曲を聴いています。
(CDよりDAT のほうがすっきりしている)
好みの音色は、美音系ですが、女性歌手では青江三奈、森山愛子、
清水節子、男性では、大川栄作、北島三郎、森繁久弥などが癒されます。(歌
のない歌謡曲は大好きです)
インシュの候補ですが、
・電源&アクセサリー大全2014に記載されていた
PB-CORE.
・また、ネット上で評価されているPB-REX4などを
考えています。
貝崎さんが2008年の有楽町でのオーディオショウで
三橋美智也のCDをかけていましたので好みの音色は
近いのかなと思っています。
趣味に投じられるお金は多くはありませんが、
上記のインシュレーターで、透明感ある音が出せればいいなと
思っています。
※3点支持を想定していますがよろしいでしょうか。
アドバイスお願い致します。
このような相談を頂きましたが、スピーカーにインシュレーター導入すると現状より良くなるのは間違いありませんが、根本的にシステム全体がバランスが取れるのとは違います。
N.Nさんとは二度もご縁のあった訳ですから、同じ予算をかけても心の底から喜んで頂きたい! それにはカイザークリニックに勝るものはありません。今回考えているインシュレーターの購入予算とほぼ同じなので、迷うことなくクリニックをお薦めしました。
特に歌謡曲を聴いて癒やされたいとありましたので、微妙なニュアンスを紡ぎだすには実際に現場に伺って処置するカイザークリニックが一番です。
オーディオクリニックのページのあり方も、今までは活字と写真がメインでしたが、今回辺りから動画を中心にお伝えしようと思います。しばらくは試行錯誤となりますが、私とお客さんが実際にやりとりした生の声が入っていますので、その時の様子がより生々しく再現出来るでしょう。
ケーブル固定写真
『スピーカーケーブルは振動を避けるために床から浮かせ』
こんな言葉に影響を受けて行ったのでしょうが、どんな方法であれ浮かしたら良いと思って行った事とはいえ、床から浮かすよりも締め付ける方がもっと良くないのですが・・・
この部品はポールや棒をしっかりと締め付け固定するための物です。鬱屈とストレスの元になります。
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スタンドのインシュレーターの使いこなし。 |
砂で固めたような素材のインシュレーターでしたが上部が線状になっていたので振動の抜ける向きを広がりのある斜めに設置してやりました。どんな物でも使い方次第で能力を発揮します。物性の響きの方向性というのはとても重要です。
-----Original Message-----
From: N.N
Sent: Friday, March 7, 2014 19:14 PM
To: info@rosenkranz-jp.com
Subject: クリニックの感想
N.Nです。
貝崎様
先日は雪が残っているなかクリニックにお越し頂きありがとうございました。
スピーカーの位置合わせは音を聴きながらの作業を観て「確かな聴く耳」を持ち合わせていることを実感しました。私は、歌い手の口の大きさを小さくするために内振りにしていましたが、貝崎さんのセッティングは内振りにしなくても実在感があり、全体に音場も広がりました。
スピーカーのエネルギーが左右とも左下に出ていると言われるまで、気づきませんでしたが、言われてみるとなるほどと思いました。修正した後は上下左右バランスよく音が出ていることが確認できました。
加速度組み立てなるもの半信半疑でしたが、実施してよかったと思っています。電源ケーブルのコンセント位置の差し替えをして頂きましたが、自分なりにいろいろ試して決めていたものです。
結果としては、貝崎さんが音も聴かずに差し替えたほうが透明感や高音の余韻がはっきりでています。音も聴かずに差し替えて好い方向になることが未だにわかりません。それだけ「場数」を踏んでいるということでしょう。
エージングのやり方を教えて頂きました。これは自分でもできるので「音がなまって」聴こえるようになる前に時々実践しようと思います。
ありがとうございました。
今後も元気でご活躍されることを祈念いたします。