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音楽の見晴らしがよくなり目の前が開けてきました



 ----- Original Message -----
 From: "T.I"
 To: info@rosenkranz-jp.com
 Sent: Friday, January 23, 2004 1:15 PM
 Subject: PB-BABY(ECO)到着

 T.Iです。

 火曜日に、PB-BABY(ECO)が到着しました。

 注文してから、ローゼンクランツをローゼンクランツたらしめる根っこに当たる製品、

 インシュレーターを試すことに、期待で胸がふくらみっぱなしの日々でした。

 佐川のお兄さんが例によって9時近くになって運んでくれた。


 封を解く。

 注文した個数とEマークの刻印を確認。

 よしよし、つけるぞ。

 さて、どっちが上なんだ??、どっちでもいいか??。

 と一瞬思いましたが、

 確か「水平方向のみならず垂直方向にも方向管理を…」

 とあるのを想い出し、

 Eマークの上下を合わせないといけないと思い直して、セッティングを始めました。


 一通り形を作って、音を出し始めます。

 確かに音の透明感は上がりましたし、

 たまたま流れていた、中学生の時かじりついて聞いていた

 ポールマッカートニー&ウィングスのVenus&Marsを聞くと、

 こんなに厚みのある音(サイドギターのリフを初めて聴きました)だったのかと耳を疑う。

 続けて流れたカルチャークラブのTimeもボーイ・ジョージが気持ちよさそうに唱ってます。

 (ブレスの時の音程のぶれまで分かる)

 ただ、思うほど、の激変でもない。


 チャイコの弦楽のためのセレナーデ(オルフェウス室内管弦楽団)も、

 CMの方がいいんじゃないか、という程度に、頭を抱えてしまう。

 うーん、と腕を組んでパッケージについていた説明書を読んでいますと、

 セッティングに関してのアドバイスを発見。

 信号の流れは下から上である、と。


 そこで、単純にアンプをTVの上に置いてしまいました。

 もちろんBABY付きで。

 そうしたらどうでしょう、

 いっぺんに音楽の見晴らしがよくなり目の前が開けてきました。

 オケがピットから舞台の上に上がったように、ホールを朗々と鳴らし始めたのです。

 これこれ。これだったんだ。


 そのまま、その晩は、ブーレーズのマーラー5、クライバーのバラの騎士、

 さらにクライバーのエロイカとCDを鳴らしまくってしまいました。

 (^_^;本当はTVのためのシステムなのに…。

 どのCDをかけても、オケだけじゃなく、

 ホールの音が(ホールの音の違いが)はっきりと聞き取れ、

 次々とCDを聞きたくなります。

 本当にありがとうございました。

 では、とりあえずご報告まで。

 T.I


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