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RK-BW・・・その3 「RK-BW初ロット12個完成」 |
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前回インシュレーターのイラストを公表しましたが、製作の段階に入る時点で色々な問題点が明るみになってきました。その一つはネジの種類です、当初皿ネジを使う計画で図面を引きましたが、相手に既にネジが切ってある物に合わす事は、お互いの誤差を考えるときれいに芯で捕えることは不可能という結論になり、ネジについては鍋型で行くことに変更しました。 そうすると穴を大きくザグル事になりますので、もう一度母材と副材の体積比を練り直しです。やり始めたら今まで気にならなかった事がいっぱい気になり、片っ端から図面を引き、微調整を計ること10枚くらいになりました。そのうち段々とイメージが固まり、結局最終的には最初に書いた図面の出来が一番良く、その練られた図面に改めて確証を持つことが出来ると同時に久し振りにくたびれもしました。しかしその詰めの作業を怠ると決して良い物が出来ませんので、一見無駄のようでも無駄ではありません。これこそがローゼンクランツの真骨頂なのです。 |
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最後にネジの頭の形状で少し迷う所がありましたが、マランツのPA-01モディファイ時の経験からネジの形状、材質、色等の音の違いを事細かく試聴したことが幸いし、その時一番音質において好結果が得られたトラスのクロメートネジに決定しました。 |
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待ちに待った! 最初のロットが12個やっと出来上がってきました。 さっそく、K氏に電話。 「アノネ〜・・・」 『その、アノネ〜が始まると、何か今すぐにやるんですか?』 いつも無理ばかり言うから、先手を取られてしまった。 「わかった〜☆?!」。 「実は〜・・・」、 「B&Wのインシュレーターができたけ〜」、 「今日中にやってくれやー!!」。 気の良いK氏は、『ハイ!、ハイ?、ハイ!、ハイ!』。 いつも、返事は二つなのだが・・・・? 今日は、ハイ!が四つも返ってきた・・・ 機嫌が良かったのか?悪かったのかよく分からない・・・・? 以上のようなやり取りで、一気にその日のうちにハンダ入れから、ハンダの溝切り切まで仕上げてもらうことが出来ました。 イメージどおりの出来栄えです。これで一気に本ちゃんに突入です。 |
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B&Wオーナーの皆さん、もう間もなく姿を現しますので楽しみにしていて下さい。 |
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