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その25 「またもや新発見!」


 ミラクルサウンド・スクリーンには強力なエネルギーの方向性が潜んでいますので、ただ単に部屋のコーナーに置く吸音材の類とは音の関わり方が根本的に異なります。どこが違うかといいますと、音楽電振エネルギーを受けると自身がそれに呼応して音楽エネルギーを発生します。

 それが幾重にも重なって、心地の良い残響を自然な形で生み出すのです。したがって、置き方としてはスピーカーの指向性のエネルギー軸上に揃えてやるのが基本になります。しかし、部屋の前後と幅の関係からその軸を少し外に向けたりする事によって、前後のエネルギーと広がりのバランスを調整する事も出来る優れ物なのです。

 このミラクルサウンド・スクリーンはエネルギーが強力なだけに、水平角と同時に、前後の動きである縦波に波動を合わせてやる必要があります。すなわち前後の位置関係のことです。0,15kaiser(157,5ミリ)の幅の中に音の良いところが必ずありますので、少しずつ動かしながら見つけるのです。


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