XMを引き取りに名古屋まで

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　車検切れの車ですから区役所へ行って臨番というナンバープレートを借りて動かす必要があります。距離があるのと車の程度が分らないので、道中何があるか分りません。その旨を伝え、目一杯の5日間借りることにしました。妻は息子の件で新幹線で東京へ行くことになっています。

　偶然スケジュールが重なったものですから、名古屋まで切符を買って6時丁度の始発に乗って一緒に出発です。3時間くらいで名古屋に着きましたでしょうか、それから東山線に乗り、伏見で鶴舞線に乗り換え、日進駅まで地下鉄で約50分。そこから車屋さんに電話を入れると、10分ほどで迎えにきてくれました。

　案内され、車の状態をチェックするのですがあまり大事に乗られていた形跡はありません。むしろ、雨ざらしに放置して手入れは全くしていないと言った様子です。早速試乗です、程度は良くないが、コンディションさえ良ければ、元の車はやはり思った通り、魅力のある車であるということは伝わってきました。

　手を入れるのに、少々ではない金が必要なことが感じとれます。元値が安い分仕方ないとあきらめ、しっかりレストアして乗ることに決めました。そうと決めたら早いもので、その場で小切手を切り、乗って帰ることにしました。

　乗っていて感じたことですが、乗るにつけ思ったより安心感を感じるようになりましたので、「中々だよ」と言うと、妻は調子に乗って「じゃ、このまま東京へ行きましょうよ」と、とんでもないことを言い出した。しかし、「おかしいと感じたらすぐに引き返すよ」といいつつ、車を東京方面へ向けているのでした。

　名古屋から広島まで車を運行すると言うことで、臨番を発行してもらっているということなど彼女は知らないものだから言い出したものですが、それにしても、どちらも破天荒なことです。結局、1,300キロ走りましたが全く疲れ知らずで、走るほどに調子を取り戻してくるような感覚は妻にさえ判ったようです。XM-Xはさすがの乗り心地で、想像通りでした。アベベではありませんが、もう一度走れそうです。

　19日から車検を受ける予約をしておりますが、果たしてどんなコンディションで再会出来るのでしょうか楽しみであります。今のところ、私の感性にフィットしてくれるであろうことを期待しています。