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足立ナンバーになって、急に車が走りだした


 東京から広島に帰るのに9時間と言う今迄の中で最短記録で着きました。それも一人の運転でです。いつもは深夜に出るのですが、この日は朝の8時に出て、いつもの中央道を通りましたけど、何一つ邪魔するものは無く、それはスムーズに走れました。前日、足立ナンバーに換えたのが良かったのでしょうか?。

双葉のSAから見える富士山に、雪が積もっていました。

 足立と言う名前ですぐに思い出すのは、中学時代の野球部で一番足の速かった友のことです。ふるさとに帰れば必ず連絡を取る大の親友です。30日付けでその取得したナンバーの事に触れていますが、足立・ひ・9519(足立必死で救護行く)ですから、私の頭の中にはこれ以上速いものは無いわけです。こんな些細な事でも、ゲン担ぎをするのですから、私ってシアワセでしょう?。

ナンバープレートが変わってスピードが速くなった?ジャガー。

 そして、今この文章を書いている間に、「そうだ!、明日、『足立』に電話してみよう!」とこのように発展して行くわけです。そして、明日の私の会話は多分こう始まっているでしょう。

 「おい!、足立かぁ〜?、わしよ〜、貝崎よ!」。

 『おぉ〜!、貝崎か?、久しぶり』。

 「何で電話してきたか分かるか〜?」。

 『分かるわけなかろが〜、どうしたん?』。

 「な〜に、車のナンバーが足立になったけん、思い出して電話したんよ〜」。


 『何の事?、いきなり、車のナンバーが足立じゃ〜言うて???・・・』。

 「それが面白いことにの〜、その番号が『足立・ひ・9519』じゃけん、『足立必死で救護行く』になろ〜?」。

 「ほじゃけん、お前のように、車が急に、よ〜走るようになったんよ〜、おまけに車がジャガーと来とる、おもしろかろ〜?」。

 『そう言うてくれると嬉しいなぁ、ところで、貝崎変わった事ないかぁ〜?』。

 「あるよ〜、わしは今東京と広島を行ったり来たりしとるんよ〜、ほじゃけん、ナンバーが足立になった訳、分かった〜?なんで電話したんかが・・・」。


 『分かったようで、よう分からん』。

 「分からんでえ〜、ついでに東京の電話番号がの〜・・・」。

 「ええか〜?、よう〜聞いとけよ〜、『おっさん、見ろよ三方、いち、にっ、さん、ロン!03-3643-1236』よ」。

 「もう一つおまけに、ぶちかますと、ファックスが『おっさん、見ろよ三方、いち、にっ、さん、チー!、03-3643-1237』よかろ〜?」。

 伊予弁でざっと、こんな調子の話になるでしょう。

 私とは、こういう人間なのです。


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