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BMW E36 M3 の虜になった

'07のEMSに持ち込まれたサウンドブルースさんのE30 M3がそれ以来私の脳裏に焼き付いている。ある時、BMW専門店オートファインのウェブでE30 320iが目に留まった。六本木カローラと揶揄されていたモデルである。

現代の車には無い軽快な走りに快感を覚えた!

トータルバランスとしての完成度が高いのだ!


試乗して戻ったピットには、黒と白のE30 M3が強力なオーラを放っていた。高嶺の花と知りつつ値段を聞いてみた。

『こちらが500万で、あちらは600万!』です!

と、事もなげに言ってのけたのには驚いた。


その半年後、M3探しを始めた

それを機に歴代のM3の中古価格を調べてみた。E30はとても無理だが、第2世代のE36なら手が届く事が分かった。その次のモデルE46はまだまだ値が通っている。デザイン的にもE36が私好みなので本気モードで探した。


E36によく似合うエストリルブルーを見つけた。勿論試乗もさせて貰った。2・3・4・5速、どのギアポジションからでも力強いトルクと加速が事もなく得られる。3リッターの車は数知れず乗ったが、Mのエンジンだけはモノが違う事が分かった。


5000/rpmを超えてからが特に素晴らしい。アナログ的でグッと来る手応え感が自然吸気エンジンの魅力だ。足回りの硬さが気にならない訳ではないが、いなし、さばく感じがあったので後で何とでもなると読んだ。また、先方さんの配慮もあって無理のないところで手に入れる事が出来た。

BMW MPowerの文字が誇らしげだ。

しびれるようなオーラを放っている。


簡易加速度組立

タイヤはすぐにでも替えたいのだがそこまで予算が回らない。とりあえずホイールインシュレーターの効果を試してみたかったので、ホイールとタイヤの位相合わせを除いた簡易加速度組立で済ませた。


買った時にはアルミ製の5ミリ厚のスペーサーが入っており、100キロあたりでハンドルのぶれが激しかった。分子間力に於ける共振ピークが出たのは間違いない。何よりの証拠にスペーサーを外し、ローゼン・インシュレーターを入れたらハンドルぶれはピタリと止まった。


その気になり、いつものテストコースへと向かった。ビックサイトの先の2本の海底トンネルを抜けるとゲートブリッジへ繋がる。路面との当たりもしなやかになり、前に進もうとするGの力が出て来たのが分かる。生き物のように意志を伴ったエネルギーと言えば分かって貰えるだろうか・・・。

暫くはE36 M3との蜜月が続きそうだ!

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