「平泳ぎという泳法について」 |
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北島選手が金メダルを取った事で、 平泳ぎが一躍脚光を浴びております。 息子との間でその平泳ぎについて話が及んだ時に、 『父さん、平泳ぎほど疲れる泳ぎはないんよ!』。 「えっ、遠泳に向いてるから一番疲れにくい泳ぎじゃないん?」。 『そうなんだけど、短距離だと平泳ぎほどきついものはないのよ』。 「どうして?、また・・・?」。 『あれほど理屈に合わん泳ぎは無い!、 前に進む為に蹴った水を、もう一度、わざわざかき戻すんだから・・・』。 「そう言われてみるとそうだよね」。 息子は学生時代水泳部に入っておりました。 だから平泳ぎは、手と足のタイミングが狂ったらどうにも前に進まなくなるらしい。 オーディオの逆相とよく似ています。 頭で考えれば考えるほど上手く行かなくなるそうです。 意識すればするほど結果が悪くなる。 オーディオなんかその典型的なものです。 ゴルフや野球のバッティングもそうですよね。 人間には、”プレッシャー”や”スランプ”という独特のものがあります。 「ふっと思いました、蛙に平泳ぎの上手下手はあるのかなぁ・・・?」。 厳密には無いとは言えないでしょうけど、 泳ぐのに、蛙達がどうしたら上手くなるのか悩むほどの事は無いと思います。 生まれながらの本能として身についた事なら、 自然と理に適ったものになるのでしょう。 ステレオもその調子で自然に鳴ってくれれば申し分ありません。 これからは、蛙の平泳ぎをイメージして、 肩の力を抜き、何も考えず、自然体で、 ”カイザーウエーブ”セッティングして行きたいと考えます。 |
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