先日の大神社展に続き、上野公園内にある東京都美術館でレオナルド・ダ・ヴィンチ展を鑑賞して来ました。
レオナルド・ダ・ヴィンチは、絵画、彫刻、建築、音楽、科学、数学、工学、発明、解剖学、地学、地誌学、植物学など様々な分野に顕著な業績を残し、「万能人 (uomo universale )」 などと呼ばれています。
今日その一端を観た訳ですが、
一芸に秀でるだけでも、その凄さは計り知れないのに、
彼のその才能は信じ難いものでした。
同じ人間でここまで違うものか!
と、改めて思い知らされました。
それも数百年前の事ですから・・・
人間ほど能力差がある生き物は居ないでしょう・・・
彼のような才能を見せつけられると、
そのあまりもの差に、自分も負けずに頑張ろう!
などという気持ちにはなりませんでした。
ある面これは罪作りかもしれません。
才能という言葉は、
レオナルド・ダ・ヴィンチの為にある言葉だ!
そんな風に思いました。
後で時間を掛けてじっくり見たかったので、
その場で迷わず、作品集を買いました。
特に組み紐模様には舌を巻きました。
描かれた物を目で追う事すら出来ないのに・・・
一体全体! どんな脳をしてるのでしょう?!
色鮮やかな絵画も本当に素晴らしかったです。
普段目にする油絵とは違う精緻さです。
筆の跡が殆ど分かりません。