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CXとモナコサーキットもどき首都高をドライブ

今日は絶好のドライブ日和です。

すっかり馴染んだ感のあるCXで首都高ドライブと洒落込もう!

お気に入りコースである都心環状線外回りを、

私は、「モナコサーキットもどき」と呼んでいる!


木場から入り、箱崎JCTを銀座方面の車線に流入。

更に江戸橋JCTの内側にある東京証券取引所を、

Uの字に舐めるように大きく左に旋回。


ここはかなりの高低差があり、

ジェットコースター気分を味わえるのだ!

CXハイドロの魅力全開といったところ!

京橋JCTまで長い下りの直線が続く。

ただでさえスピードが出てしまうのに、

セルフセンタリング機構の優れた直進性と共に

加速度組立した足回りが慣性力を倍加させ、

ここぞとばかりに、ストライドがグイグイ伸びて行く。

ハンドルには親指を添えているだけで充分!


銀座のすぐ先には築地署のパトロール隊待機所があるので、

押さえ気味に! と自分に言い聞かせながらの運転である。


銀座を中心としたところは路面交差を避けるのに、

空が見える半地下状態の中を走るので、

オープンカー気分を味わえるエリアなのだ。

心地良いカーブはハンドル操作を高めてくれ、

潜ったり顔を出したりする際に、

明暗の変化に追随しようとする視力復元速度と、

その限界値の兼ね合いがスリルを生み、

前頭葉からはアドレナリンが溢れるのが分かる。


シトロエン独特の1本ハンドルがとても様になっている。

滑走しているかのようなその走りは、

私の施した足回りの加速度組立の効果だ!

一人でほくそ笑み、納得するのである。

CXが徐々にフェロモンを出し始めたみたい・・・

Oh Yeah! この走りを期待していたんだ!


一先ず、CXの調教目的を達成した気分である!

オールド・シトロエンの魅力全開だ!


このフィーリングはインシュレーターよりも、

ケーブルの開発に役立ちそうだ!

寝ても覚めても、何でもオーディオに繋げてしまう・・・

困ったものである!


築地を過ぎると海岸通りへと繋がっている。

新大橋通りとその三叉路が汐留JCTになっていて、

その下を潜ったかと思いきや、すぐに顔を出す事になり、

ここまでが息を抜けない変化に富んだコースである。


浜離宮庭園に沿っての海岸通りは徐々に登るので、

高揚感を伴って気持よく走れる。


眼前には海ではなく空に掛かったかに見える、

レインボウブリッジが姿を現わす!


日本の道路で左ハンドルは運転し難いけど、

そこの部分が程よい緊張感を生み出す事にも繋がっていて、

ドライビングそのものに集中出来ると同時に楽しみを覚える。


竹芝桟橋にある浜崎橋JCTを右へほぼ直角に曲がるあたりまでが、

このコースの魅力である。


ここの合流での渋滞がなければ最高なんだけど、

今日も東京タワーを目の前にしてスローダウン。

素晴らしい一時だった!


こんないい気分をあと何度味わえるのだろう?!

3年前には終の車にしようと考えたC6ディーゼルだが、

果たして、どんな走りっぷりをするのだろう?!

このコースを走ってみたいものだ!


とは言え、65歳を迎えた今、ふと想うのは、

免許を返上しなければならない日の事である!

それを考えると俄然元気が出て来るではないか・・・

往生際の悪い奴である!

それとも5リッター超のアメ車でも乗ってやるか!

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