第5回九州ハイエンドショーでの出来事

　福岡国際会議場の4階ワンフロアーを借り切って行なわれた、マックスオーディオ主催のイベントに参加してきました。

　一販売店規模としては国内最大級のイベントでしょう。それはそれは立派なものでした。私が毎年参加している”ハイエンドショー東京”の来場者の数に負けないくらいの賑わいがありました。

　そして、メーカーや輸入商社がみんなこぞって参加していたのにも本当に驚きました。相当な経費が掛かるでしょうけど、皆で力を合わせて盛り上げて行こうという気持ちが漲っていたのは素晴らしい事です。

　オーディオ不況の中で、”ここで踏ん張らなければ”との思いが各人にあるのでしょう。その一生懸命は充分に認めるのですが、企業としての利益を追求する事に窮するがあまり、エンドユーザーに感動と利益を届けるんだという部分は残念ながら空回りに終わっているように思えてなりません。

　私に用意された部屋はAルームで、マッキントッシュ、ソニー、パイオニア、デンオン、ダリ、クォード、フォーカル、テクニカルブレーン等々の有名ブランドばかりです。

　当社のメインはカーディナルスピーカー「The Musicality」を聴いて頂く事だったのですが、どういうことか私にも分らないのですが、急にオーディオのセッティングの講義を始めてしまったのです。

　入り口の片隅にセットした劣悪な環境であっても、セッティングさえ上手くやってやれば、今鳴っているような”倍音が乗った美しい響きを出す事が可能なんだ！”という事を分って欲しかったのです。

　ここでその話と関連しつつもちょっと話題が変わります。何の気もなく”Google”で、カイザーサウンドのキーワードで検索していますと、次の項目に行き当たりました。

　私のデモを体験なさった方が、その時の様子を克明に記されていましたので、ちょっとご覧になってみて下さい。

　「第5回九州ハイエンドオーディオフェア」リポート（その1） - 元 ...

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