作曲家「中山喜直」が残した功績

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9月8日NHKスペシャルで「ちいさい秋見つけた」で有名な童謡作曲家中山喜直さんが残した曲を科学的に検証して行く内容のものです。先だって私が世代を超えて愛されるヒット曲を待望しますと、当ウェブ上に書いたばかりでしたので大変興味深く拝見させていただく事が出来ました。詩に曲を付けていく際に大切にされた事はアクセントではなく日本語の持つ抑揚を生かし、なお且つ音域の幅を広く取らないで誰でもが歌えるようにという心遣いでした。　「はるかな尾瀬～」のフレーズで有名な「夏の思い出」を例にあげながら、幅広い世代の方達に中山さんの曲と最近のヒット曲、浜崎あゆみのエボリュ-ションと、宇多田ヒカルの曲を聴いてもらい脳波にどのような反応が出るかという実験です。その結果全ての世代の方において、中山さんの曲が圧倒的に心に安らぎや喜びを感じる覚醒データーが出ました。　日本語本来の美しさや、響きというものを生かすことに常に心を配り、大切にしてこられた中山さん自身の人柄そのものが脈打つ形で曲に乗り移り、今でいう「癒しの波動」が自ずと出ているのでしょうね。現代に於いてはそれをすぐに金儲けに結び付けようとする受け狙いの、「この曲を聴けば癒されますよ」、といった押し売り的なものが多い世の中ですが、本来そういったものは受け手が自然に感じるものでなければなりません。日頃から私自身が思っていた事が科学的に証明された価値ある番組内容でした。