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高級ブランド魚「関サバ」眠らせたまま長時間輸送


 ● 魚の「ツボ」を探し、針で眠らせ!東京で「幻のうまさ」味わう

 いろんなことを思いつく人がいるものです。大分県鶴見町の卜部俊郎さん(45)は、テレビで中国の針麻酔の技術を見てひらめいたそうです。魚を眠らせたまま長距離輸送が可能になれば、地元と同じおいしさを味わってもらえるはず。それ以来いろんな魚にありとあらゆる針を刺して実験したそうです。2000匹は犠牲にしたと言う。

 眠らせれば水槽で泳ぎ回らないため、輸送に大型水槽も必要なく、酸素消費量も減るため長時間の輸送が可能となると言う訳です。水中で魚が”ふわ〜ん”と浮いているので見た目には決して生きがいいとは誰も思えない。それが一口食べたら皆さんビックリ!そのおいしさにいっぺんに魅せられると言う。まだ生存率は25〜98%と大変不安定で、運んでみないとその中で何匹生きているか分からない。現在まだ試行錯誤の段階だそうです。

 同じ豊予海峡の漁場で捕れても、巻き網漁で鶴見町に水揚げされたものだから厳密には「関サバ」とは言えないらしい。「でも食べ比べてもらえば、生きている方がおいしいと分かってもらえるはずです」と、卜部さんは言う。そのおいしさは速い潮流の中で育つため身が締まり、脂が少ない。普通のサバなら味噌煮やシメサバだがこちらは刺身で食べる。

 ● 佐賀関町漁業組合が認める本物の「関サバ」には一定の条件がある 

  1. 組合員が一本釣りし
  2. 佐賀関町に水揚げされ
  3. 魚の表面を傷つけないよう、重さを量らずに見た目で値をつけ
  4. 活け締めをする


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