トップ情報最近のニュース最近のニュース2002>『これだけ本物の残響を作り出す装置は世界にはこれしかないよ!』

『これだけ本物の残響を作り出す装置は世界にはこれしかないよ!』


 ミラクルサウンド・スクリーンを一体どうやって運ぼうかと悩んでいたのですが、昨日の普段より熱めの風呂が効いたらしく、運良くぎっくり腰が治りました。実際には風呂のせいだけでもなく、半分は2〜3日前から急に物凄い数の試聴申し込みが入り始めたのが、もっと大きな理由なのかもしれません。商売人は売り上げが薬と言いますから。

 村井裕弥さん宅へミラクルサウンド・スクリーンを2組持ち込み試聴して頂きました。

 結論から言いますと、彼は

 『村井邸で鳴った今までの最高の音だ』。

 と公言したのです。

 『カイザーさん!、今日はお時間いいですか?』。

 「はい、いいですよ」。


 聴いて頂いたのは16日(土)の14時からですが、訳あって夜の8時過ぎまで居る事になったのです。そのあまりもの音の素晴らしさに、このまま持って帰られるのはもったいないということで、村井さんが興奮した声で片っ端から、音仲間に電話を掛けては聴きに来ないかと誘ったのです。その結果3人来る事になりました。そして、その後6人で大賑わいになったのです。

 私自身もその音の効果の物凄さに言葉も失いました。それは何故かと言いますと、カイザーサウンドの東京試聴室では全ての物が同じ思想で作られている関係上、同じ軸上に良くなったのであって、全く激変と言う事にはならなかったからです。


 それが、村井さん宅では「全く次元の違う音楽の世界」に一瞬にして変わってしまったのです。また、壁にもたし掛けただけの時と、きっちりと専用スタンドに取り付けたのでは、全く別物と言ってもいいぐらい能力に違いが出たのには驚きました。

 ですから、今日のそうした出来事からして、私自身が1番このミラクルサウンド・スクリーンの出来栄えに自信と確信を持つに至ったのです。当然手伝いに連れて来ていた息子とて同じ考えのようです。はっきり言って、息子の耳は私の何倍も良いですから。何たって、生まれた時からステレオ漬けの中で育ったのですから当然といえば当然です。


 その息子曰く、『これだけ本物の残響を作り出す装置は世界にはこれしかないよ!』。

 『アナログ、デジタルの如何に関わらず、電気的にいくら演算して作り出したとしても、これだけミュージシャンが何を言わんとしているのかが解る物は無い』。と言うのです。そして高価な何百万もするようなイフェクターを使っても、所詮電気は電気、今日のような本物の生の響きは出ないと言い切るのです。

 この理論と方式とそのノウハウは、誰にも真似の出来ないものである事だけは確かです。そう考えると、このミラクルサウンド・スクリーンは使う人によって価値が何十万でもあり、何百万でもあるから、値段は有って無いようなものとも言うのです。
 
 彼はギター、キーボード、ドラムとやるのですが一番得意なのはギターだと言う。エリック・クラプトンのアンプラグドを今まで何度聴いてもどこが良いのか解らなかったが、今日初めて何から何まで理解出来たと言うのです。そのとんでもない「技巧」と「感性」がミラクルサウンド・スクリーンによって引き出すことが出来たのでしょう。

 平凡なステレオからでは、それらのテクニックを聞き取る事が出来なかったのが理由であると判明したそうです。演奏するに当たって「何を意図しているのか」と言う事でしょうが、残念かなそうした内容だけは、楽器の弾けない私にはチンプン、カンプン。ただ、楽器を何の為にどのように弾こうとしているのかは解りませんが、音楽そのものがどう良くなったかは、弾けない強みでよく解ると言うのはあるのです。


 近いうちに二つの部屋を続き間にして広く改造する予定だそうで、それが終わったら村井さんは、是非ともミラクルサウンド・スクリーンを導入したいようです。片付けた後スピーカーの後ろが何とも殺風景になってしまったのも、ミラクルサウンド・スクリーンの支配していた音の存在感が大きかった事が視覚面でもうかがい知れます。

 その声を聞いて安心して村井邸を後にしたのですが、路上パーキングに停めてあった私の車に何やら赤い張り紙がしてあるのを発見!。嫌な予感がしましたが、300円前納していないので駐車違反になっても仕方が無いという警告書でした。私はてっきり後払いかと思い込んでいました。明日の朝4時から広島に向けて出発しなければいけません。今晩は早く寝ないと、とんでもない忙しさが待っているのです。張り紙の件は広島に着いてから、月曜日に電話をして「どのようにしたらいいのでしょうか?」と訪ねると、もうお金はいいからと言って勘弁してくれました。


back