朝の5時に名古屋経由東京へ向けて出発するのに、冬支度の衣類を中心に前日から沢山の荷物の積み込みをしておりました。その時から携帯電話が見当たらなかったのですが、後でまた探せばいいと思いそのまま忘れてしまっておりました。
2キロほど車を走らしたところでその事を思い出したので、一旦自宅まで引き返しました。カバンの中から色々探すのですがどうしても見つかりません。記憶をじっくりとたどってみますとおぼろげながらではありますが、心当たりとしてお昼に食べたラーメン屋さんか、夜に行った讃岐うどん店しかありません。
今日の午後にでもその2件のお店に電話して確認してみればいいと思い、やむを得ず出発することにしました。その事を思い出したのは、名古屋のお客さん宅でのサウンドフロアーの施工を終えた時でした。104でお店の電話番号を調べ尋ねると、もう既に東京の方へ送る手はずをしてくれているという事でした。先ずはこれで安心です。
東京のマンションへ着くと、第一声、家内が『おうどん屋さんに携帯電話を忘れたでしょう？』と言う。アートクルーさんが携帯に電話を入れた事で、お店の方が着信履歴を見てアートクルーさんに電話をしてくれて私の物だと判明したらしい。
アートクルーの山本さんから電話を貰い、家内がうどん屋さんに電話を掛け、東京の住所に送ってもらうよう頼んでくれていたので翌日には無事着きました。運悪く他人の手に渡って使い放題使われていた事を考えますとまだまだ私には運がついていると思います。
しかし、慣れないお客さんのところへ訪問したりする時には、車の中からでも電話で尋ねたりする事が出来るので便利な物ではあります。そうした事に慣れてしまうと、公衆電話を探し、駐停車禁止でない場所に車を停めて電話を掛けるのが大変難しくもあり煩わしくもあります。
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